彗星の輝きを。Part２ 【イナズマイレブンgo×セーラームーン】

根付いた恐怖 ページ4

「な、なんだ！？」

「何が起きた……………いやぁああああああああ！！！！」



あまりに強烈な爆発音に何事なのだ、とせいとや先生が駆けつけてきた。
だが、そこはまるで地獄絵図だ。



地面が大きな円の浅い穴があった。
そこにはセーラーコメットを心配して、駆けつけたサッカー部の人々。

ぐったりと倒れ、起き上がるのに精一杯という状況に青ざめる人々。


そしてその円の中心。
何もなかったように無傷で立っているセーラーコメットがいた。



吹雪「が……ッ！な、何が……」


「吹雪先生！」

「な、何があったんですか！？」




『………月を汚すものは排除する…』


雪村「うそ、だ、ろ…………なんでだよ………なんで、お前が！！！！」



傷だらけの身体を必死に起こし、目の前に立つセーラーコメットを見る。

その姿は恐怖さえ思わせる。

まるで、『死神』。





吹雪「とにかく止めないと…！」

雪村「こいつはもう、星空なんかじゃねぇ……………………同じ、"化物"だ！！！豪雪のサイア！」

吹雪「雪村！！」


『排除、する…………』



雪村「アイシクルロード！！！」



『なっ…………！！！！』



吹雪は愕然としてしまう。

セーラーコメットが吹っ飛び、地面に叩きつけられた、それも教え子のシュートで。


雪村は瞳に様々なものを秘めて、肩で息をする。




雪村「吹雪先輩、こいつはもう化物だ。……人なんかじゃねぇ。」

吹雪「な、何言って、るんだ………！星空さん！！」


吹雪は叩きつけられた衝動で元の制服姿になったAに駆け寄り、上半身を起こしてあげる。
見た限り、気絶してるだけだとわかり、吹雪はホッとした。



吹雪「彼女もふくめて、皆、早く手当てしないと！」

雪村「…………」




雪村(化物、ぜってぇ許さねぇ……)









？？「目覚めてしまったのね、番人が。」






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