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雪村の気持ち ページ2

吹雪「雪村!!」

雪村「………吹雪先輩」


食堂からいつの間にか抜け出していた雪村を追いかけ、ようやく捕まることのできた吹雪。

吹雪は乱れた息を整える。


吹雪「まだ、気にしてるのかい、君は…………過去のことを。」

雪村「………先輩、あんなことあれば誰だって怖くて、拒絶するだろ!!!」

吹雪「っ………でも、彼女は悪くない。」



雪村の瞳には憎しみが込められていた。
そしてその脳裏では数ヶ月前の記憶が蘇ろうとしていた。




遡ること数ヶ月。


北海道にある白恋中。
そこで、事件が起きてしまったのだ。


『みなさーん!タオル持ってきましたよ!!』


雪村「サンキュー」

白咲「助かる」


ホーリーロードも終わり、フィフスセクター解体から一ヶ月。
平穏な日々が流れていた。


『ホーリーロードも一ヶ月前のこと。早いモノですね。』

雪村「だな……」


白咲「うん、ベンチでのほほんとしてないでくれる?練習してくれね!?」


いや、ほんと平和。

そんな平和が一つのことで崩れてしまったのだった。




「きゃぁああ!」

「ば、化けもん、がぁぁああああ!!」





白咲「な、なんだ?」

吹雪「皆、早く逃げるんだ!!」

雪村「先輩?」

吹雪「突然化物が現れて、この学校を襲ってる!早く!!」


突然、息を切らしてやって来た吹雪。
その口から発された言葉に皆、理解出来ず戸惑いが隠せなかった。

だが、他の生徒たちの悲鳴で理解するしかなかった。



??「ギャァア………ぁ"ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」


吹雪「しまっ………!?」

雪村「ば、化物………っ」


白咲「っ逃げろ!!」


皆、化物が来る反対側へと走り出す。


ガッ!


『きゃ……っ!!』

雪村「星空!」


Aがつまづき、転んでしまった。

急いで雪村が戻り、立ち上がらせるが……



吹雪「雪村、Aちゃん!!危ない!!」



雪村「しまっ………!!」

『っ………!!』



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みゆ(プロフ) - 面白ーい!早く更新してくださーい!待ってまーす (2016年7月24日 16時) (レス) id: 3a4894afb1 (このIDを非表示/違反報告)
始まりの民 - 面白いです!これからも頑張ってください! (2016年3月25日 20時) (レス) id: 24e00b7978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - イナズマとセーラームーンっていう思い付きがすごいです!これからもfight! (2015年6月25日 3時) (レス) id: c39704cf27 (このIDを非表示/違反報告)
芽生 - 面白いです。頑張ってください。応援してます。 (2015年1月14日 18時) (レス) id: f13b280be8 (このIDを非表示/違反報告)
マユナ - 続編おめでとうございます!頑張ってください! (2014年12月28日 9時) (レス) id: 71588fdca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まーる | 作者ホームページ:http://marl102917  
作成日時:2014年12月17日 22時

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