君と繋いだ手の先へ part6【イナイレ】 (ページ39)

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翌日。
1時限目が終わった後の放課に、私はお手洗いへ行こうと廊下を歩いていた。
他のクラスにもたくさんの友達が出来た影響か、廊下に出れば色んな子達が声を掛けてくれる。
それに嬉しさを感じながら歩いていた時。

「Aさん」

思わず心臓が嫌な跳ね方をして、足がピタリと止まる。
ほんの小さく深呼吸をしてから振り返れば、そこにはメアリーが立っていて。

「メアリー…どうしたの？」

普段マーク以外には声を掛けない彼女が今日は何故か私を呼び止めている。
それだけであまり良い予感はしない。
だから必死に平静を装うんだ。

「ご機嫌よう。今日は貴女にお話があって…これから少しお時間いただけますか？」

にこやかに話すメアリーは、側からみればとてもお上品で可憐なお嬢様。
でも…私には分かる。
この笑顔の裏には凍りつくような氷の刃が隠れている事を。

「…うん、大丈夫だよ」

・

最近、今更ながら王国心のゲームに熱中していまして…笑
某大乱闘ゲームにその主人公が参戦したのを機にソフトを買っていたのですが、なかなかやる機会がなく、最近やっと手をつけ始めて見事に沼にハマりました(^^;
今はⅡをプレイ中で、個人的には機関の13番目の彼が一番お気に入りです。
周りに語り合える人が居ないので、ここで吐き出させていただきました…