君と繋いだ手の先へ part6【イナイレ】 (ページ4)

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・　＊番外編のお知らせページ4

そして目に留まった行き先の項目には…

「！イタリア…！」

思わず反応してしまったのはどうやら隣の彼も一緒みたい。
まさか修学旅行で友人がいる国に行けるなんて…

内心胸が躍る中、まずは一緒に行動するグループを4人1組で決める事に。

「4人1組か…ちょうど良いな」
「あ…私も同じ事考えてた」

マークと顔を見合わせると、私達は一度席を立ってそれぞれの人の元へ向かう。

「リアナ」

椅子に座ってプリントに目を通している彼女に声を掛ける。
彼女はピクリと反応した後、プリントから顔を上げて私を見上げた。

「A。どうしたの？」
「今はグループ決める時間だよ。だからリアナを誘おうと思って」
「あ…プリント読んでて話聞いてなかった……私でよければ是非」

嬉しそうに快諾してくれたリアナを見てホッとするのと同時に、少しだけ気になってしまう事が。

…リアナ、やっぱりまだ昨日の事……
昨日の今日なんだ、無理もないだろう。
いくら想いを伝えられたからといっても、それが届かなかったのは事実。心が傷付かない訳がない。

私は…そんな彼女に出来る事を精一杯するだけだ。

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本編では描ききれなかったこの小説の番外編短編集を作りました。
君と繋いだ手の先へ番外編【イナイレ】
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