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「Aちゃんいらっしゃい！待ってたのよ〜！ささ、上がって！」
マークの家に着けば、早速彼のお母さんがハグでお出迎えしてくれた。
彼女も変わらず元気そうで嬉しい。
私も喜んでハグを返すと、ダイニングの方へと案内される。
「わあ、すごい…！」
テーブルの上には豪華な料理の数々が並べられていて、声を出さずにはいられない。
「今日は貴女の歓迎パーティーだから、腕によりをかけてたくさん作ってみたの！」
「私のために…ありがとうございますっ…！」
思わず嬉しさから抱きついてしまったが、彼女は笑いながら受け入れてくれて。
会ったのはまだ数える程しかないけど、自分のもう1人のお母さんみたい。
それくらい包容力を感じられるんだ。
「マーク、帰って来たのか」
そこへ階段を下ってくる1人の男性。
彼を見た途端ドキッとした。
わ…マークにそっくり……
マークをそのまま大人にして、ダンディな雰囲気が漂う彼に少しの間見惚れてしまっていた。
少し癖のある金色の髪に透き通ったエメラルドグリーンの瞳。
さすが親子…ここまで似る事って本当にあるんだなぁ……
「父さん。ああ、今帰ってきた。紹介するよ、A。俺の父さんだ」
「初めまして、Aちゃん。マークがいつも世話になっているね」
「はっ初めまして…！真崎Aです、今日からお世話になります！」
お父さんとも挨拶でハグをするけれど、何だか緊張してしまう。
体を離した後、マークが私の手を取って軽く引き寄せてきた。
それに内心驚いて彼を見るけれど、照れ臭そうに目を逸らしていて。
もしかして…妬いてくれたのかな？
「ほら、ご飯が冷めないうちに食べましょう」
自己紹介が終わったところでみんなで席に着けば、歓迎パーティーの幕が上がる。
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結川(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！ (2021年9月19日 1時) (
レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！高評価しました！ (2021年9月18日 16時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結川 | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/17663132
作成日時：2021年9月18日 16時
