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「あ……えっと…それはつまり、マークがホストファミリーとして私を受け入れてくれるって事…？」
『ああ…俺の家から学校は近いし、慣れ親しんでる相手の方が良いと思ってな。だが、無理にとは言わない。嫌だったら…』
「マ、マークがいい！」
今日一番の高揚した声で叫ぶ。
そんなの断るはずがない。
学校が終わってからも、彼と過ごせる時間が増えるのなら…私は迷わずその選択をしたいから。
『いいのか？』
「それはこっちの台詞だよ。1年もお世話になるなんて、ご家族にご迷惑とか掛からない…？」
『そこは大丈夫だ。前みたいに歓迎してくれるさ』
マークは“ちょっと待ってろ”と言うと、少しの間席を外したみたい。
戻ってくると、彼のお母さんから快諾してもらえたとの報告が。
「ほ…本当に？」
『ああ。母さん、やっぱり大喜びしてたぞ。早くお前に会いたいって。父さんもきっと歓迎してくれるさ』
2年前にマークの家で過ごした時の事が自然と脳裏に浮かぶ。
確かに彼のお母さんの歓迎っぷりはすごいものだった。
だから今回も変わらないその優しさに、私は胸が嬉しさで締め付けられたんだ。
「ありがとうっ！まだもう少し先だけど…1年もマークと過ごせるなんて、何だか夢みたい」
『そうだな。今から本当に楽しみだ』
高校2年生。
この1年が私とマークにとって忘れられない、大切な思い出として刻まれる事になる＿＿
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結川(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！ (2021年9月19日 1時) (
レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！高評価しました！ (2021年9月18日 16時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結川 | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/17663132
作成日時：2021年9月18日 16時
