君と繋いだ手の先へ番外編【イナイレ】 (ページ13)

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イナズマジャパンとナイツオブクイーンの試合は明日…Aとの約束の日はその次の日。
柄にもなく今から緊張してしまう。
2日前からこんな調子では、当日は一体どうなってしまうのやら…先が思いやられる。

誰にも打ち明けていない想いを胸に、明かりを消した部屋でそっと目を閉じた。

2日後…約束の日がやってくる。
まだ朝早い時間帯でメンバー達も眠っていた。
そんな中、俺はジャージを着て宿舎を後にする。

公園に近付くにつれて、心臓の鼓動も段々と早まっていく。
周りが静かだから余計に響いてくる。

俺が好きだと伝えた時……君はどう思うのだろうか。どんな反応をするのだろう。
知り合って間もない男から告白されるのは、やはり迷惑だろうか。
もしかしたら困らせてしまうかもしれない。

それでも…どうか聞いて欲しい。
君を知って日が浅かったとしても、君を想うこの気持ちは本物だから。

「…A！」

俺が恋焦がれる相手を視界に捉えた時。
掴み取りたい未来に向けて、俺は彼女に駆け寄ったのだった。

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まだ夢主と付き合う前のマークが、どんな事を思っていたのかというお話でした。
やはり結ばれるまでが異常に早いですね…汗
ですが、世界大会の間しか会えないという制限があるので、こうするしかなかったんだと言い訳させてくださいごめんなさい(；ω；)