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TARGET100 ページ3
「天くん」
天「.....なに」
「泣いてる？」
天「...泣いてない」
嘘つき、と笑う私を抱きしめる彼の手にまた力がこもる
天「もう....」
「ん？」
天「もう...二度と会えないかと思った」
震える声でそう言う彼は今どんな表情なのだろう
少しでも安心してもらいたくて彼の背中に手を回す
そっと天くんの髪に触れてみると彼の肩がピクリと動いた
「心配かけてごめんなさい」
天「許さない」
「えー」
天「許さないんだから」
拗ねたように私の首元に頭をぐりぐりと埋める
いじけた子どもをあやす様にポンポンと背中を叩いてやると少し落ち着いたみたいで軽く鼻をすする音と小さなため息が聞こえてきた
天「だからもう少しこのまま」
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作者名：ぱふぴー | 作成日時：2018年3月27日 2時
