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炭酸×@towaco ページ6
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「私の大好きなもの同士が掛け合ったら、物凄くええと思うんやけど...Aはどう思う?」
「...まあ、いいんじゃない?」
もうされることとか、目に見えてるので呆れつつ適当に返す。
炭酸飲料を含んだ永久狐はそのまま私に口付ける。
少し炭酸の抜けた液体が口内に広がった。
「んっ...」
ごくり、と飲んだそれは甘くて。
飲みきれずに溢れた液体は首筋を伝っていた。
構わず永久狐はにこりと笑って、コップを差し出す。
「私に、飲ませてください。...勿論、同じ方法やからな」
くっ...
弾ける炭酸を口に含んで、永久狐にキスをする。
中々、決心が着かない。
瞬間、永久狐は遅い、という様に私の口を無理矢理こじ開ける。
最早炭酸は関係なく、溢れるのもお構い無しに永久狐は私の口内を貪り続ける。
「んっ、ふ、ぁ...とわ、」
「ふ、なんや、何時もより甘い気がしますわ」
艶やかで、鮮やかで、妖しい笑みを浮かべて永久狐は言う。
「うるさい。もう、いい...べったべただし...シャワー浴びてく、ひっ!?」
立ち上がった私の腕を、永久狐はぐいっと引っ張る。
「何言っとるんや、本番は此処から、やろ?」
始めに、と言わんばかりに永久狐は首筋をぺろりと舐めた。
「ん、甘い」
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楓/炭酸
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