魔法学校 (ページ7)

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お部屋ページ7

大「失礼しました(ﾊﾞﾀﾝ」

『大倉忠義さん。貴方はどんな立場の方ですか？』

大「あはは、いきなり質問やね。まあ、ええわ。俺は、Aちゃんが行く寮に住んでる15歳のここの生徒やあ、一応言っとくけど、Aちゃんは10月から１年生やで？で、俺は10月で２年生や。代々２年になる生徒は課題として、次に入学させる１年生を探さなきゃあかんのよ。で、みんな、魔法族の血が流てる子や、自分の妹を入れるんやけど、俺は嫌やから人間界にたぁくんの姿で出てった。そしたらサボり中のAちゃんにあったって、この子にしようって思ったんや」

『はぁ、じゃあ人間界から来る人は以内ってことですね。』

大「せやなー。でも、Aちゃんは絶対やれるで。たぁくんの姿の俺にあんな優しくやれたんや。これからの子達にも仲良うやれるはず。」

『はあ』

大「じゃあ、俺からも言ってええ？」

『どうぞ』

大「じゃあ、まず。たぁくんに名前変えてくれへん？」

…へ？何言ってんの、大倉忠義…

大「やっぱり、Aちゃんにはたぁくんって呼ばれたいんよ。ええ？あと、敬語もなしな」

『…………わかり…分かったよ。たぁくん』

大「ほな次な。なんであんなにスムーズに魔法学校を受け入れたん？俺の予想だとAちゃん暴れてる予定やったんやけど」

『暴れてるって…(苦笑) 私、両親を幼い時に亡くしてるの。その母に言われたんだ「私たちが居なくなったら、いつか、びっくりすることがあるはずだけど、受け入れるのよ」って。その時は幼かったからよくわからなかったけど、この事なんだって思えて。だからだよ、スムーズに受け入れたのは。』

大「なんか、話させて悪いとこも言わせてもうたな、すまん。」

『全く！気にしないで。』

大「そうか。ありがとう。あ、ここだ、Aちゃんの部屋803号室。二人部屋で相手はいないから。もし欲しければ、この寮の最上級生の横山くんにいえばなんとかなるはず。横山くんは今度紹介するわ。ほな、昼食の時間になったら、また来るわ。それまでこれ読んどいてや、この学校の校則な。」

『はあー、では。』

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読んでいただきありがとうございます。
次からは、校則がだーっと書くので読んで頂けると幸いです
では、魔法学校をお楽しみ下さい。