怪盗キッドとお嬢さん【名探偵コナン】

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小五郎「 おお！これが世界最大の黒真珠、漆黒の星(ブラックスター)ですな 」










帝丹博物館の中や周りには
たくさんの警察の人がいて空気がピリピリしている

私はというと、小五郎のおじさんと蘭ちゃんとコナンくんと一緒に園子ちゃんのお父さんに黒真珠を見せてもらっていた










『 ..... 』


蘭「 それにしてもすごい警備ね、A 」


『 ...え、うんそうだねぇ． 』










ぼんやりしていて蘭ちゃんとの会話もワンテンポ遅れてしまった


実は朝からずっと体が重い

昨日の夜は新ちゃんが電話してくれたお陰で寝ることができたけど、ここ数日夜中に飛び起きてはそのまま朝方まで寝れないことが続いている










『 (眠いけど、寝たらまたきっと...) 』


コナン「 Aおねーさん 」










子供特有のころころした声で名前を呼ばれる
視線を下に向けると、コナンくんが私の袖を控えめに引っ張っていた

彼の目線に合うようにしゃがんで声をかけた










『 どうしたのコナンくん？ 』


コナン「 Aおねーさん、夜寝れないの？ 」


『 え、と、どうして...！？ 』


コナン「 隈酷いから 」










コナンくんに言い当てられてびっくりして聞き返してしまった

青色の瞳にじっと見つめられる
よく人のこと見てるんだなぁコナンくん


でもだめだめ、小学生に心配かけちゃ










『 心配してくれてありがとう
でも、大丈夫だよ。昨日はちゃんと寝れたから 』









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