検索窓
今日:23 hit、昨日:2 hit、合計:65,886 hit

48 ページ48




クリスマスまで2日。


「いかん。なに買っていいか

わからない・・・」


とショーウィンドウの前で悩む私。

涼介にこんなにステキなネックレス
もらったんだもん。
わたしだって涼介に何かプレゼントしなきゃ。

街中はもうクリスマスソングに
綺麗なイルミネーション。
それから寄り添うカップル。


「うう。さむ。」


チラッと目に入ったキーケース。


「あ。そういえば涼介

キーケース持ってなかったな。」


そう思い結局キーケースにした。
それを買って家に帰ると
なんだかもういい匂いで


「ただいま〜」


山田「おかえり」


「涼介早かったんだねっ!」


山田「今日はな〜。

Aは遅かったな」


「え。あ、へへ、ちょっと寄り道」


山田「どこに?」


「秘密!」


山田「はー?!なんだよそれ!笑

ほら着替えて、手洗って。

もう飯だから」


「はーいっ」


カバンに隠してたそれを
わたしの衣装ケースにしまった。


「ふふ。涼介どんな顔するかなぁ〜」

なんてわたしの方が
楽しくなっちゃって。


手を洗ってリビングに戻ると


山田「なになんか楽しそうじゃん」


「え?そお?

てかちょー美味しそうっ!」


山田「はい座って」


「いただきまーす」


とパクリと一口。
ほんと美味しいなぁ。



山田「明日な俺遅くなっちまうからさ

あさってケーキ食おうな」



「うんっ!わかった!」


山田「俺のお気に入りのケーキ屋あるから

そこで買ってくるな」



「うんっ!楽しみにしてるー」



去年より全然今年の方が
楽しみでなんでなのかななんて思った。


そしてクリスマス当日。
わたしは帰ってきてすぐに
夕飯の買い物に出た。
遅くても20時って言ってたし
それまでに準備。

小さなツリーも買ってくれたし
我が家はクリスマスムード。


涼介の帰りを待つのも今日は
なんだかいつもより楽しい。

スーパーで
ポトフの材料とハンバーグの材料と
必用なものを買って帰った。


家に帰ってすぐに作り始めて
1時間もしないうちに下ごしらえまで
完了して
涼介が帰ってきたらハンバーグを焼くだけになった。


「あ。シャンパン買っといてって言われたのに

買い忘れたじゃん。」


コートをきてもう一度家を出た。

スーパーに着くとラスイチのシャンパン。


「ラッキー」


なんて上機嫌でお店を出た。
その帰りに
私は見たんだ。

涼介がほかの女の人とキスしてるとこ。

49→←47



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
280人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , Ryosuke.Y
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ!そう言っていただけてほんとに嬉しです!更新頑張りますのでお願いしますっ! (2018年12月22日 2時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…!少し気になって読んでみたのですがまだ3話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです!更新頑張ってください!これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年12月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。