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扉を開けると
「わーっすごーいっ！」
大浴場でみた景色より
全然綺麗だった。
足先から湯船に入れて
全身浸かる。
「あったかー」
山田「Aみて」
と始めて涼介が振り向いた。
「ん？」
と見せてきたのは雪だるま。
山田「ここにあった雪で作った」
「なんか冬だねぇ〜」
山田「おいで。乾杯しよう」
「うんっ！」
涼介の隣に行って注がれたグラスをもって
乾杯とグラスのぶつかる音。
山田「いやーちょいい思い出」
「ねっ！たくさん写真撮っちゃったよ」
山田「あ、あとで俺にも送ってよ」
「うんっ！帰ったら送る！」
こうしていると恋人見たい。
山田「A。俺と一緒にいてくれて
ありがとう」
なんて柄でもないことを言った。
「なによ急に」
山田「いや、Aいなかったらここ
こねーしさ。Aといると楽しいし」
「私も涼介といるとすごく楽しいよ」
山田「Aちょっと後ろ向いて」
「後ろ？」
山田「うん。ちょっとまってて」
とお風呂から上がり脱衣室に戻って
また戻ってきた。
山田「ちょっとひんやりするかも
しれねーけど」
と首元に冷たいもの。
「え。」
山田「クリスマスプレゼント」
「うそ。」
それは可愛らしいネックレス。
「ありがとう・・・。」
山田「ちょっとはえーけどな。
似合ってんじゃん。
え、なに？泣いてる？」
自然と涙がこぼれた。
「いや・・もうなんか嬉しくて・・・」
山田「こんなことで泣くんじゃねーよ」
と頬に流れる涙を拭った。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ！そう言っていただけてほんとに嬉しです！更新頑張りますのでお願いしますっ！ (2018年12月22日 2時) (
レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…！少し気になって読んでみたのですがまだ３話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです！更新頑張ってください！これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりちゃむ
| 作成日時：2018年12月21日 13時
