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あれから変わらない日々を過ごして
12月がきた。
ここにきて半年が経った。



山田「何探してんの」


探し物をしてる最中に
涼介が仕事から帰ってきた。


「あぁお帰りっ!

いやちょっとほら12月になったから

小さなツリーくらいないかな〜なんて」



山田「んなもんねーよ。

一人暮らしで持ってたら逆にキモいだろ」



「ん?あー。たしかに。」


山田「欲しいなら買いに行く?」


「うんっ!小さいの!カウンターにおける

小さいの!」



山田「しかたねぇなぁ〜」


「ありがとうっ!

ねねっ!みてみてっ!」


と見せたのは
いつの日か動物園に行った時に買った
アライグマと子豚のぬいぐるみ。



山田「なに作ったの?」


「そーっ!今日は休みだったからねぇ〜」


そのぬいぐるみに
サンタの洋服を作って着せた。
アライグマはスカートで
子豚はズボンを履かせた。


山田「かわいいじゃんっ!」


と子豚を手にとった。



山田「なあAんとこにも

子豚サンタが来るかもなっ!」


と言いながらカウンターに
子豚を戻した。

「なによそれー」

ってその隣にアライグマを置いて
夕飯の支度をした。


こうして2人で会話するのも
ご飯をゆっくり食べるのも
当たり前になってた。

夕飯の片付けが終わり
ソファーに座ってる涼介のとなりに
腰掛けた。

2人でテレビを見て笑う。


山田「うわーいいな箱根」


テレビの特集は箱根温泉。


「気持ち良さそーっ!」


山田「箱根か・・・。行くか」



「え?どこに?」



山田「箱根」



「まじで?」


山田「マジで。」



「日帰り?」


山田「バカ。泊まりだわ。

なに泊まり嫌なの?」



「いや。超行きたいっ!」



山田「そうと決まれば話は早いな。」


とスマホを開いて
箱根の良さそうな旅館を探してる。


「ほんっと涼介って有言実行だよね」


山田「おぉ。だから善は急げってな。」



納車した時と同じこと言ってるし


山田「ここいいじゃんっ!」


と見せてきた旅館。
料理も美味しそうで


「いいねそこっ!」


山田「部屋に露天風呂ついてんじゃん。

最高だな〜」


それからすぐに
箱根に行く日が決まり
久々に行く旅行を楽しみにした。



私のシフトに合わせて
涼介が休みを取りど平日に行く。


涼介といると
事がトントンに進んで行って
私はすごく楽。
だって優柔不断だから。
こうやって決めてくれるの
すごく助かる。

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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ!そう言っていただけてほんとに嬉しです!更新頑張りますのでお願いしますっ! (2018年12月22日 2時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…!少し気になって読んでみたのですがまだ3話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです!更新頑張ってください!これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年12月21日 13時

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