41（Ryosuke side） ページ41
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あれからAがいるのが当たり前に
なって俺は家に帰るのが楽しくなった。
今まで女と一緒に暮らすことはなかったけど
誰かと一緒に暮らすってかなり良いんだな
なんて思った。
初めは気の利かねぇ女だし
料理もできねぇ女だったけど
数ヶ月たった今Aは
なんでもこなすようになった。
ある日バイトを掛け持ちするなんていわれて
場所が居酒屋なんていうから
俺は“ダメ”といった。
迎えに行けねぇのもあるけど
Aが早くに出て行ってしまいそうで
嫌だったから。
いつしかAのことばかり
気にかけるようになって
こんなこと始めてだった。
今までの女はみんな俺のことを紐扱い。
でもAは違う。
俺のことをそんな風に見てないし
なんか買ってやっても
貴方「ありがとう」
ととびっきりの笑顔で言った。
ある日会社の飲み会で
久々に飲みすぎて酔っ払った。
携帯の充電は切れてAに
連絡できなかった。
「A家で待ってるかな。」
Aがどうするか
試したくなった。
「だぁ〜」
と公園のベンチに座った。
あれから1時間。
「探しにはこねぇか。」
とタバコに火をつけた。
すると
貴方「涼介・・・？」
と聞き慣れた声。
「あーA〜」
なんて返したけど
ほんとは嬉しかった。
「もうっ！心配したでしょ！
電話出ないし連絡ないし」
なんて怒ってる。
あぁ。可愛いなんて。
俺の隣に腰掛けると。
貴方「かえろ？」
と声をかけられて
ちょっと茶化してみたくて
ぎゅっとだきしめた。
「帰ったらいいことあんの〜？」
なんていじめちゃって
貴方「別にないけど！笑
でもこんなとこにいるなら家かえろ？」
そう言われ俺は自分よりちょっとだけ
背が低いAの肩に顔を埋めた。
「いつまであの家いてくれる・・・？」
ふと出た本音に
貴方「んーいつだろうね！笑」
なんて笑って返すA。
「ずっと居て良いよ。
俺だって1人はさみしいんだ。」
Aは「なんで」なんて
笑ってたけど
「ずっと・・・
俺のそばにいて・・・」
なんて本音とともに
目の前にいるAに俺はキスをした。
俺ってアホか。
それから1週間後。
大ちゃんと3人で飲んで
かなり酔っ払ったAが俺に
キスをした。
その時わかった。
俺Aのこと好きなんだと。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ！そう言っていただけてほんとに嬉しです！更新頑張りますのでお願いしますっ！ (2018年12月22日 2時) (
レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…！少し気になって読んでみたのですがまだ３話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです！更新頑張ってください！これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりちゃむ
| 作成日時：2018年12月21日 13時
