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翌朝カタカタっと音がして起きた。
「ん。」
あれ私昨日・・・。
としばらく天井を見てると
いい匂いがしてきて
山田「起きてんだろ」
と声がした。
あぁ。そっか。そうだった。
この人にお世話になるんだ。
山田「おはよ。朝飯。食うだろ?」
「あ。おはようございます。
食べます。ありがとう・・・」
起き上がって
「あの顔洗ってきます。」
山田「あ、タオルさ
脱衣所にある二段目んとこに入ってる」
「あ、はい。」
ふぅ・・・。
洗面台の鏡を見て
私・・・。ほんとに別れたんだ。
なんかあっけなかったな。
なんだったんだろ3年って月日。
「うぅ・・・。」
溢れた涙を流すように顔を洗った。
顔を洗ってリビングに戻ると
もうテーブルに座って
コーヒーを飲んでる涼介がいた。
山田「ほら。くえ」
「あ、はい。」
と椅子に座った。
「うっ。うまぁ」
山田「だろ。」
っとドヤ顔してる。
山田「ダンボールかなんか
持ってた方がいいだろ?」
「あ。うん・・・。」
山田「俺さ車ねぇんだ。
だから俺の友達呼んだから。」
「あ、うん・・・。
ありがとう。」
山田「元彼家いるの?」
「いないと思います・・・」
山田「そ。いたら俺が1発言ってやったのに。」
「別にいいんですよ」
山田「Aそいつのことすげぇ
好きだったんだな」
「なっ。」
山田「寝ながら涙流してた。」
「え。」
山田「そんな最低なやつ早く忘れろ」
「あ。うん・・・。
そうですねっ!笑」
山田「さーてと!皿洗うか」
「あ。私がやります」
山田「そ?じゃあお願い。」
と席を立ってソファーに座った。
私は食器をキッチンに持って行き洗った。
山田「ん?あーついた?
おけ。下まで行く」
と誰かと電話をしていた。
山田「友達来たからちょっと外行くな。」
「はい。わかりました。」
ある程度準備をして待ってた。
「お邪魔ーっ!」
と元気な声が聞こえた。
「こんにちはっ!
有岡大貴です!」
と挨拶をしてくれた。
「花山Aです。
すみません。お願いします」
とペコっと頭を下げた。
山田「A準備できてんの?」
「うん・・・」
山田「それ?」
「だって洋服乾いてないし・・・」
山田「まあそっか!笑
じゃ行くぞ?」
「あ。うん」
と貴重品だけもって家を出た。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ!そう言っていただけてほんとに嬉しです!更新頑張りますのでお願いしますっ! (2018年12月22日 2時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…!少し気になって読んでみたのですがまだ3話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです!更新頑張ってください!これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年12月21日 13時