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山田「遠慮すんなよ?」
「いや!します!普通に!笑」
山田「なんで?笑」
「なんでって・・・。
彼氏じゃないし、いや、彼氏にも
買ってもらったりしないし悪いじゃん?」
山田「べつに俺はきにしてねーよ?」
「気にしなさいよ!笑」
山田「なんかさお前には
買ってやりたくなるんだよな〜」
「なんでよ!」
山田「ん?なんだろ。
ねだってきたりしねーし
普段文句も言わねーし
俺のルーティンも最近わかってるみたいだし
とにかくよくやってくれるし。」
「そんなのあたりまえじゃんっ!
私お世話になってる身だよ?」
山田「そいうとこ馬鹿みたいに
真面目なとこ俺結構好きだわ〜笑」
「馬鹿みたいに真面目って・・・」
山田「いいとこでもあり
悪いとこでもあるけどな!笑」
「悪い?」
山田「今まで甘えたこととかなさそうだもん。」
「あ・・・ない」
山田「女は少しくらい甘えねーと!笑」
「甘え方わかんない」
山田「じゃあ教えてやる〜。
まず荷物は男に持たせろ。
カッコつかねーだろ!笑
そこから始めよう」
「へへ。なんか変なのっ!笑」
山田「とりあえずちょっと
トイレ行ってくるから待ってて」
「あ、うんっ!」
そっか。
私甘えてこなかったもんな。
もっと甘えればよかったのかな。
私自分のことはなんでも自分でやっちゃうし
飲み会で遅くなっても
迎えにきてもらうの悪いからって
いつも断ってたし
それも一つの原因だったのかな・・・。
なんて考えてると
目に入ったのは目の前の
ジュエリーショップ
「うわーっ可愛いーっ」
ゴールドの
ミドルフィンガーリング。
山田「おー可愛いの見てんなぁ〜」
「涼介っ!」
山田「これいいじゃんーっ」
と私が可愛いと思った
ミドルフィンガーリングを指差した。
「ねっ、可愛いよねこれ」
山田「これ買おっかな〜。
俺似合うかな?笑」
「似合うよっ!
ゴールドだし男女関係なくつけられるよねっ!」
山田「Aは?
お揃いになるけど?笑」
「でも・・・。
さっきこれ買ってもらったしなぁー」
と指差した
ショッピングバック。
山田「滅多に買い物なんてこうして
2人で行かねーんだからたまにはいいじゃん!笑
ほらサイズっ!」
とサイズを測って結局2人でお揃い。
こんなんペアリングじゃん
でもほんとかなり嬉しかった。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ!そう言っていただけてほんとに嬉しです!更新頑張りますのでお願いしますっ! (2018年12月22日 2時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…!少し気になって読んでみたのですがまだ3話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです!更新頑張ってください!これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年12月21日 13時