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翌朝目が覚めると
まだ隣で涼介は寝ていた。
ベットから降りて寝室を出た。
リビングに太陽の光を入れ込む。
冷蔵庫からオレンジジュースを
取り出してコップにいれて
ベランダに出た。
すうーっと大きく息を吸った。
「んーっ!いい朝」
とオレンジジュースを一口。
気づけば10月半ば。
朝の空気も少し寒くなってきた。
昨日のことがフラッシュバックする。
「うぅさむっ」
と北風を浴びて中に入った。
ソファーに座ると
寝室からギシっと音がした。
なんとなく顔合わせづらくて
洗濯機に向かって
洗濯物をカゴに入れて
リビングに持って行き
干し出すことにした。
しばらくすると
寝室のドアが開いて
山田「あったまいてぇ・・・」
と言いながら涼介が起きてきた。
水を持ってきてソファーに座った。
山田「おはよ」
「あ。おはよ」
山田「天気いいな」
「うん!でも北風寒いよ〜」
山田「もう冬だしな」
「そうだね」
と洗濯物を干し終わり
「コーヒー入れようか?」
山田「うん、お願い」
慣れた手つきで私はコーヒーを入れる。
「はいっ!」
山田「さんきゅー」
「明日ね
バイト先の人と夕飯食べるから
ご飯いらないからっ!」
山田「男?」
「え?」
山田「飯食うやつ男かって聞いてんの〜」
「なんでよ!笑」
山田「お前アホっぽいから
男と2人だと危なそう〜」
「失礼かよっ!笑
女の子と男の子と6人だよー」
山田「ふーん!笑」
昨日のこと覚えてないのかな。
それならそれで良かったような
よくなかったような・・・。
山田「今から出掛けようぜ!」
「どこによっ!」
山田「ショッピング。
俺も欲しい服あるしー」
「じゃあ準備する」
それから
1時間後に家を出て
車を走らせた。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ!そう言っていただけてほんとに嬉しです!更新頑張りますのでお願いしますっ! (2018年12月22日 2時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…!少し気になって読んでみたのですがまだ3話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです!更新頑張ってください!これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年12月21日 13時