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「そういう涼介くんは？」
山田「あー俺はね6人」
「ろっ！ろくにんっ？！」
山田「どれもこれも長続きしてねーけど」
「あ。そっかぁ」
山田「俺も長続きしてーな」
「涼介くんはどんな人が好き？」
山田「俺はね
こーボンキュッボンみたいな
えっちな人」
と手を体の形にした。
「なっ！何言ってんの！笑」
山田「それは嘘だけど。
いや嘘っていうか男の願望だろ。笑
好きなタイプって難しくない？
だいたい好きになった人がタイプってやつ
Aは？」
「私は優しい人。
それから裏切らない人」
山田「理想低っ！」
「いいの。高望みはしない。
私もきっと男運ないから」
山田「そ？そろそろ布団いこうぜ」
「うん！」
マグカップを２つ洗って
ベットに行った。
先に寝転がってる涼介の横に
寝転がった。
いつもは私に背中を向けてるけど
今日は私の方を向いていて
山田「たまにはいいだろ」
なんて私の言いたいことがわかったみたいで
「たまにはね、笑」
部屋は真っ暗で
山田「A少しくらい
俺に興味もて。ばか」
「馬鹿ってなによ！」
山田「そのまんまの意味だよ」
その瞬間目が合った。
こんなに近くで目が合うなんて
初めてで私の心臓の鼓動が早まった。
山田「おいで」
と手を伸ばして
私の頭の下に腕を入れた。
涼介の腕は思ってたよりすごく筋肉質で
ゴツゴツしてる。
今日の涼介はいつもと違う。
いつもより男の子だ。
私は寄り添うように涼介の方を向いて
私の体に涼介の反対の腕が回ってきた。
それに答えるように
私も涼介の体に腕を回した。
ここにきて初めてこんなに近くに
涼介を感じた。
山田「A」
「ん？」
山田「そろそろ涼介って呼んでよ」
「やだよ恥ずかしい」
山田「この状態の方が恥ずかしいだろ」
「なっ。」
たしかに言う通り。
私の心臓は今にも破裂しそうなくらい
ドキドキしてて・・・。
「涼介。」
山田「急に呼ぶなよ！
恥ずかしいだろ！笑」
「は？！
そっちが呼べって言ったんじゃん！笑」
山田「うるせ。もう寝る」
ほんとに勝手だな！
山田「おやすみA」
「うん。おやすみ涼介」
初めて抱きしめ合って寝た。
涼介の温もりはいつもあったかい。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ！そう言っていただけてほんとに嬉しです！更新頑張りますのでお願いしますっ！ (2018年12月22日 2時) (
レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…！少し気になって読んでみたのですがまだ３話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです！更新頑張ってください！これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりちゃむ
| 作成日時：2018年12月21日 13時
