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山田「よしいこ」
「うん！」
子供のようにはしゃぐ私を
どうおもってるのかな。
山田「次はあっち〜」
とテクテク歩く涼介の後を
私は一生懸命追いつこうと
早歩きした。
山田「あ。」
と急に立ち止まって
山田「悪りぃ。歩幅合わせるから」
「別に大丈夫大丈夫！」
山田「さっきからずっと
早歩きじゃん」
「へへ。」
山田「こういうとこ女と来んの
久々だから」
「私もだよ！笑」
山田「こないだまで彼氏いたのに？」
「まあいいじゃん？笑
私今すっごく楽しいから〜」
山田「あぁ。すげぇ楽しそう」
「ほら涼介くんいくよっ！」
と立ち止まってる涼介の腕を掴んで
歩き出した。
山田「ちょっ待てよ」
なんて私の後をついてくる。
私はずっと好きな人と
こうやってデートしたかったんだなって
つくづく思った。
きっと元カレは
私のことそんなに好きじゃなかったんだな・・・
別に涼介は
気になる人でも好きな人でも
彼氏でもない。
それでもこんな私を心配してくれて
楽しませてくれて
すごく良くしてくれる。
きっとこういう人と
私はずっと出会いたかったんだな。
山田「早歩きすんなよっ！」
と私の手を払って
手と手が重なった。
涼介の手が私の手を握って
私はそれに答えるように握り返した。
結局最後まで手を繋いだまま
お土産屋さんに入った。
「どっちにしようかなー」
山田「なに？誰に？」
「ん？有岡くん！」
山田「なんで大ちゃん？笑」
「こないだねご飯奢ってもらったから。」
山田「大ちゃんは多分こっちの方が好き」
「ほんと？！
じゃこっちにしよーっ！」
山田「あ、これAみたい」
と手に取ったのは
アライグマのマスコット。
「え？どのへんがっ？！笑」
山田「この丸々した感じ」
「ちょっ！失礼ですかっ！笑
じゃ涼介くんはこれみたーい」
と手に取ったのは1番近くにあった
子豚のマスコット。
山田「なめてんのか？」
「すみません。嘘です。
でもこれ可愛いなぁ〜。
涼介くんに買ってあげる！」
山田「別にいらねーよ！笑」
「いいじゃん！部屋にかざろーっ！」
山田「俺の部屋！笑」
とレジに向かうと
「あれ、それは？お買い上げ？笑」
山田「あぁ。Aに買ってやる」
と持ってたのは
さっきのアライグマのマスコット。
家に帰ってカウンターに
アライグマと子豚のマスコットを並べた。
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まりちゃむ(プロフ) - ◎ ran .さん» コメントありがとうございますっ！そう言っていただけてほんとに嬉しです！更新頑張りますのでお願いしますっ！ (2018年12月22日 2時) (
レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ran .(プロフ) - はじめまして…！少し気になって読んでみたのですがまだ３話分しか読んでいないのにもう話に入り込んでしまうほどおもしろくてまりちゃむさんが書く文章がとても好きです！更新頑張ってください！これからの展開楽しみにしています(^^) (2018年12月22日 0時) (レス) id: 7749d5db54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりちゃむ
| 作成日時：2018年12月21日 13時
