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真っ黒だった私の心は
これからの未来は虹色に全て染まっていく。


有岡「ずっとずっと

言いたかった。」


「私も。」


あんなに素直に言えてた言葉は
年を重ねると素直に言えなくて
大貴の卒アルに書いた

ずっと幸せでいようね

って言葉と

大貴が私の卒アルに書いた

俺の女

って言葉がやっとやっとこうして現実になった。


ごめんねもうまく言えない私を
優しく迎えてくれた人
お帰りって何もなかったかのように
微笑んでくれた人。

私は大貴を大切にしなきゃいけない。


有岡「絶対離さないから。」


「さっきも聞いたよ」



有岡「ほんとに」


「大貴ありがとう。」


ありがとうって
少し照れくさいけれど
心から伝えたい人。


何度も何度もキスをした。
触れては離れて。
まるで過ぎた時間を埋めるように。


有岡「A」



「ん?」



有岡「誕生日プレゼント

まだ間に合う?」



「え?なに急に」



有岡「俺、Aがほしい

って言ったじゃん?」



「うん。」



有岡「Aのハジメテ

もらってもいい?」



「いいよ」


その言葉と同時に
大貴が部屋の明かりを消した。

月の光が照らされる大貴の部屋。
この窓からいつも私と会話をしてるんだね。

大貴の腕の中で
ようやく大人の女性になれる私。

一緒にお風呂なんて
なんども入ったのに
裸を見られることがものすごく恥ずかしかった。


大貴の体は
筋肉がほどよくついてて
肌からはすごくいい匂いがする。
あの頃と変わらない匂い。


私は大貴に包まれると安心した。
愛には形がない。
けど全てを包む大きなもの。

ちゃんとここにあるんだって。
いつもここにあったんだって。


高2の春私と大貴は1つになった。
お互いハジメテで
やり方なんてわからない。
けど
それでも私たちは手探りで1つになった。

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cherry - すっごく面白いです!めっちゃ素直な大ちゃんがこれまたいい(笑)!!更新頑張ってください!! (2018年11月19日 18時) (レス) id: 6fc890744b (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - 姫乃さん» ありがとございますっ!これからもお願いしますっ! (2018年11月19日 17時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごく面白いです!更新頻度も高くて凄く嬉しいです!これからも頑張ってください! (2018年11月19日 13時) (レス) id: 7fe36c8cdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年11月13日 23時

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