Bubble gum 5 *Daiki.A*

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あの熱からずっとなんだか
気持ち悪くてふわふわしてて
まるで二日酔いみたいな感じが続いた。
大ちゃんの前では精一杯普通を演じた。


「はぁ。」

珍しく全然飲んでないし
今日からまた大ちゃんはいない。

夕飯は・・・
ものすごくパイナップルが食べたくて
スーパーに買いに行ってそれを食べた。


「んーっ！美味しーっ！」


すると電話が鳴って


「もひもーひ」



有岡「A。笑

またなんか食ってんな！笑」


「へへ。

パイナップル食べてるとこー！」



有岡「俺は今夕飯っ！」


「おつかれさまっ！」



有岡「明日本番っ！

楽しみぃ〜！笑」


「いいないいなぁ〜！

明日は暇だから実家帰るつもり〜！」



有岡「じゃあお母さんによろしくね！笑」


「うんっ！

こないだの沖縄のお土産持ってく！」


有岡「気をつけててかえるんだよっ！」


「うんっ！」


そんな普通の会話。
大ちゃんのいない日にもなれ
すんなり眠りにつく。

翌日
沖縄のお土産を持って実家に行く。
きちんと戸締りをして家を出た。

「ただいまー」


と実家の扉を開けて


お母さん「おかえりなさいっ！」


「はい！これお土産」


お母さん「沖縄のっ？！」


「うんっ！」


お母さん「どーだったの？」


「もー超楽しかったっ！」


お母さん「よかったわねぇー！

はい、ミルクティー」


「ありがとっ！」


お母さん「大ちゃんは？」


「今ツアー真っ最中！」


お母さん「あ、そうなんだ。」


「こないだ超調子悪くてさ久々に熱出たのっ！

でもあれからずっとなんか二日酔いみたいな感じで

頭痛かったり気持ち悪かったりしてさ〜。

しかもね超パイナップル食べたくて毎日食べてる！

全然お酒飲んでないのにっ！笑」


ただ近況を話しただけ。
ただそれだけだった。

でも
お母さんは真剣な顔して


お母さん「A」


「ん？」



お母さん「最後に生理きたのいつ？」



「え・・・」

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