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伊野尾「じゃあ俺の下の名前は？」
「ん？慧でしょ？」
伊野尾「ふ。そう。慧。」
「なによ」
伊野尾「いや別に〜。
いつも伊野ちゃんだから。」
「あ。」
伊野尾「まあいいけど」
「なにそれ」
伊野尾「結婚すんならすぐ報告しろよな。」
「ん。うん。まぁわかった」
伊野尾「んだよその返事！笑」
ってペコっと私を叩いた。
しばらく呑んでお店を出る。
「じゃあまたねぇー」
伊野尾「じゃまた」
私普通に話せてたかな・・・。
背を向けて歩き出す。
伊野尾「Aっ！」
「ん？」
大きな声で呼ばれて振り向くと
マッシュヘアーが走ってくる。
「なによ」
ギュッ
「ちょっ！」
伊野尾「たまにはいいだろ。」
「いいのか？笑」
伊野尾「お前ぜってー幸せになれよ？
俺のことふってんだから！」
「別にふってないけど！笑」
伊野尾「ふったも同然な！笑」
「じゃあ言われなくても幸せになります。笑」
伊野尾「それでよし。
じゃあな」
頭ぽんぽんってされて
「うん。また」
体が離れて歩き出す。
伊野ちゃんは大ちゃんより
大きくてすっぽり私がおさまる。
「私って伊野ちゃんのことふってたんだ・・・」
なんて今更思う。
別に言葉にしたわけじゃない。
ごめんなさいって。
でも私には大貴がいるから
まあふったといえばふったのか。
伊野ちゃんはどんな気持ちで私の
話を聞いていたのかな・・・。
ってちょっとだけ
伊野ちゃんのことを気にしてる自分がいた。
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さくら(プロフ) - あー！このまま平和でいてほしい(＞人＜;)こうしんたのしみにしてます！ (2018年10月20日 0時) (
レス) id: f6a70845b5 (このIDを非表示/違反報告)
きりか - 更新お疲れ様です！毎日読んで受験の疲れを本当に癒してもらってます。これからも頑張ってください！ (2018年10月14日 16時) (レス) id: a8503b91bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりちゃむ
| 作成日時：2018年10月12日 11時
