検索窓
今日:21 hit、昨日:9 hit、合計:184,694 hit

9 ページ9




マンションの前





「あの、本当にありがとうございました。
チケットも本当に。」





有岡「いいのいいの!
本当体調だけは気をつけてね!
あ、明日コンサート終わったら少し待ってて。
今の続きの話したい!笑
これ、持ってれば裏の休憩所入れるから!」





そう言って渡されたのは
有岡大貴って書いてある名札。




「え、でも」





有岡「いいから!
明日はちゃんと体調万全で来るんだよ!笑」







「わかりました。おやすみなさい。
本当にありがとうございました!」




有岡「おやすみ」




大ちゃんの車が見えなくなるまで見送った。



鍵を開けて部屋に入る。




「やばい。」



まだ心臓がばくばくしてる。

夢だったんじゃないのかなって
一瞬思うけどそうじゃない。

彼のに匂いが声が笑顔が
まだ生々しく残ってる。



彼といた時間がまだ感じられる。



熱があって
ついていなかったと思っていたけど
全然そんなことなかった。


カバンから青い封筒を取り出して
チケットを確認する。


「嘘みたい」


今回は一緒に行く子が決まらず
1名義1公演の予定だったのに

有岡大貴の名義でもう1公演行けるなんて。


でも
大ちゃんと話して
大ちゃんはテレビのまま何も変わらなくて
安心した。

割と冷静を保ってたけど
内心そんなことなくて
焦ったりしてた。

何話そうとか
手汗がやばい手を握りしめて
唇噛み締めて
失礼のないように振る舞った。


本当は
もっと楽しく自然に話したかったけど
そんなこと全然できなくて

でも大ちゃんが
次から次へと話しかけてくれたから
少しずつ緊張の糸がほぐれて行ったんだけどね。




「大ちゃんすっごいいい匂いしたな。」




柑橘系の
まさにオレンジって感じの匂いだった。


それなのに私は
寝起きの体調不良の顔にもう最悪だ。



「もっと可愛い顔で会いたかった」



そんなことを思い
メイクを落としてお風呂に入って
明日に備えて寝る。




「おやすみ」

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
367人がお気に入り
設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP , Daiki.A
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちひろ - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 23のここの台詞 サートだけでも十分幸せです。でも借りたものを返さなくては行けないので合わせてください。お願いします これ正しくは会わせてではないんでしょうか? (2018年10月13日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 11のここの台詞 この席自体がファンサみたいなもんで。 しかもこと後大ちゃんと約束とか。 これ正しくはこの後大ちゃんと約束とか。 ではないんでしょうか? (2018年10月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - 本当に読んでて楽しいです!!!頑張ってください!応援してます!! (2018年9月23日 23時) (レス) id: 7fe36c8cdf (このIDを非表示/違反報告)
だいきんぐ★そな - もう、ヤバすぎます!!有岡担なんで!何回こんなことあったらいいなって妄想したことか! (2018年9月23日 11時) (レス) id: 587b88b8c9 (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - だいきんぐ★そなさん» ありがとうございます( ; ; )頑張ります( ; ; )応援お願います\( ˙ ˙ )/ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年9月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。