Bubble gum*Daiki.A*

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15分後
テレビを見てると



有岡「いやースッキリした〜ありがとう〜」


ってタオルを首に巻きながら
頭を拭く大ちゃんが出て着た。



「あ、ぴったり」



有岡「そーなの。奇跡的にぴったりなの。
俺も驚いた。笑」




「よかったぁ。」



有岡「もうこれ俺専用ね。名前書くわ。笑」



「なに言ってるんですか！笑」



有岡「だって他の奴が着たらやじゃん！」



「いや、この家に来たの自分の家族と
大ちゃんと山田くんだけです。笑」



有岡「え？そーなの？！まって、地元どこ？」




「千葉です。」



有岡「俺と同じだし。千葉のどこ？」



ってきかれたので
市名を言うと



有岡「俺の地元とちょーちかい」


ってなってそのあとはちょっとした
ジモトークで盛り上がった。


有岡「この家なんか落ち着く。テレビ横の写真さえなきゃ。笑」


テレビの横には



「あ。」


アイドルの大ちゃんの写真が飾ってあった。



有岡「ねぇ、写真変えてよ」



「え。何にすればいいんですか！」



有岡「ん？俺との写真！」



「え？」




有岡「だからあとで、写メとろ？」




いやいやなに。ツーショットとか
なんのご褒美よ。
なんのイベントよ。

だから


「なんのイベントですかね？笑」


って聞いたら


有岡「はぁー？！あけおめイベント！笑」



そうふざけて返してくれるそんなあなたに
私は惚れたんだと改めて思った。



有岡「てか、俺のこの家覚えちゃった！笑」



「そりゃそうですよね。笑」



有岡「会いたくなったら会いに来るかも。」



そんな真剣な顔で言うから



「そしたら嬉しくて飛び跳ねますね。」



有岡「ぜひ飛び跳ねてください。笑」



大ちゃんは本当にノリがよかった。

結局そのあとは夜まで2人で
お正月の特番を見た。


有岡「そろそろ帰るよ」



時刻はもう20時だった。



「そうですね」



あぁ。寂しい。
こんなこと思ったらいけないのに
寂しい。




有岡「大丈夫。また会えるから。絶対に。」



何度目かのサヨナラをした。

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