Bubble gum*Daiki.A*

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目の前で歌って踊る彼。
笑顔が全てが目の前だ。


大好きなBESTコーナー。
丸いだっさいメガネをかけてる。
クスクスって
笑いが出ちゃうよね。


なんとか持ちこたえてるわたしの体調。
MCがきてようやく座れる。


「よっこいしょ。」


やばい。
座ったらアドレナリンが切れそう。

楽しそうに話す目の前の9人。
半分くらい頭に入ってこない。笑

10分から15分かな？
MCが終わった。

後半戦が始まった。
立ち上がろうとすると
フラっとよろけた。


「ごめんなさい」


隣の人に謝る。
あと1時間ちょっともつかなぁ。

多分帰れないから
その辺のカプセルホテルでもなんでも泊まろ。
明日は仕事休みでよかった。


そんなことばかり考えてた。


後半戦も盛り上がる曲になり
大ちゃんや他のメンバーもたくさんファンサを
していた。


メンステの方に大ちゃんがきて
なんとなく届かないと思うけど


「大ちゃんっ！」

って
呼んでみた。



すると




気づいたのか
わたしを指差して
投げキッスをしてくれた。


その瞬間




クラっとして









バタン






わたしの記憶はそこで止まった。





最後に目に移ったのは




心配そうな大ちゃんの顔だった。









夢を見ました。



世界で1番大好きな人に


お姫様抱っこされてる夢。




「大ちゃん」



大好き。



そんな夢だった。

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