Bubble gum*Daiki.A*

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汐留



「2年目の白河Aです。
初めて任された現場。頑張ります。」


職人「よろしく！」


いつも職人さんはいい人ばっかり
あれやこれやと職人さんに指示をする。
職人さんが作業してる間に



「私他の階のトイレ見てきますね！」


そう言って他の階に行く。


「あ。ヒルナンのポスター。
ふふ。大ちゃんかわいいっ」


日テレ内は
様々な番組のポスターが貼ってあった。



「この階のトイレは〜こっちか」



平面図を見ながら進む。
工事中って看板一応出しとこ。


「男子トイレは流石に出しとかないとやばいよね」



ガタガタと工事中って看板出して中に入る。


「えっとあ、下と同じか！じゃぁ大丈夫かなー」



そう言ってると廊下から


「え、嘘。まじ？使えないの？漏れるんだけど！」


って声がして



「あ、もう終わったんで大丈夫ですよー」


って言いながら出ると



「え、Aちゃん？！」


顔をあげると



「え、大ちゃん？！」




有岡「え、超偶然じゃん！まって、トイレしてくるからちょっとまってて」


そう言ってトイレに入る大ちゃん。
しばらくすると
手びしゃびしゃのまま




有岡「おまたせぇーい。いやー偶然偶然」



「手拭いてください。笑」


とタオルを渡す。



有岡「あ、ありがとう」



そういえば今日火曜日か。
てことは収録終わり？




有岡「ねぇー何時まで？」



「今日は3階までなんで定時には終わるかと。」




有岡「うん。そっか。じゃぁその辺で光くんと時間潰してまってるから。」



「え？」



有岡「ひっさびさだし話そうよ！この後休みだから！」


うわ。やば。急な誘い。


「あ、でも私、これなんですけど」


そう言って服装を見せる。




有岡「あ。いいよいいよ！笑5時ごろ下で待ってるね！頑張って！」




「はい！」



そう言ってふふふーんって鼻歌を歌いながら
去って行く大ちゃん。


「よし、がんばろ」


気合いを入れ直す。
職人さんのとこに行くと



職人「Aちゃんなんかご機嫌だね。笑」



「え？そうですか？」



職人「これからデート行くみたいな感じね。笑」



職人「あーわかる。笑でもその格好じゃねぇ〜」




「ですよねぇ〜！笑」



作業服ってこういう時ほんっといや。
やっぱり世界で1番好きな人にこの姿
見せるのつらっ。

なんだかんだで仕事が終わった。
後片付けをして下に行く。


柱に寄っかかってスマホを見てる大ちゃんがいた。


「お待たせしました。」

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