Bubble gum*Daiki.A*

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あっという間に家の前。

車の中で会話する。



「ありがとうございました。」



有岡「こっちこそありがとう！
ご飯付き合ってもらっちゃって」



「いいんです。それくらい」



有岡「また行こうね。Aちゃんといると楽しいし。俺の知らない世界の話もっと聞かせて。」



「なら良かったです！いくらでもしますよ！笑」



有岡「これからも仕事頑張ってね」



「大ちゃんも！」




有岡「じゃぁまたね！」



「うん、また。さよなら。おやすみ」



もう会うことはできないのにな。


彼の車が見えなくなるまで見送った。




さよなら。



いつかまたどこかで会えたら。



翌日から
普通に今まで通り仕事をする。



あれから夢のような2日間を糧に仕事に没頭した。
いつかまた大ちゃんと話せる日が来たら
大ちゃんの知らないこの世界のことを話せるように。



上司「最近白河気合い入ってんなぁ！」




そう
２つ上の上司に言われた。




「そうですか？笑」




上司「なに、彼氏でもできたか？笑」




「それはあれですよ。パワハラ」



上司「でたでた。」




「できてませんから彼氏。笑」



上司「じゃぁいいことあったか。」




「まあ。そこそこ？いやかなり？
いや、結構？」



上司「なにそれ。笑おしえてよ。笑」



「えー。実は・・・」





上司「うんうん。」




「秘密です！笑」




上司「うざっ！笑」



「嘘です。ずっと大好きだった人に会えたんです。
彼はこっちの世界のことをよく知らないから
次会えた時にたくさんおはなしができるように
仕事頑張ってます。」



上司「なにそれ。ちょっとカッケェじゃん」



「まあ。私仕事好きなんで！笑」



上司「よし。そんなお前に新しい現場。」



「えぇっ！」



上司「まあ改修工事なんだけど。
お前に任せる！場所は汐留。
日テレのトイレ改修！」



「汐留。わかりました！ありがとうございます！」



改修工事だし
規模も小さいんだけど
初めて任される現場。
がんばろ。



※改修工事とは手直しのような工事の事です。

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