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まだ6月末だと言うのに
7月末の仕事が決まってるなんて
大貴すごいなって思った。


有岡「あーあちぃー」


って下敷きをパタパタして
扇いでる大貴。


「そろそろ席替えかなー。

窓側がいいなー。風浴びたい」


有岡「でも太陽サンサンだったら

暑くねー?」



「あ。たしかに。

でも私は窓側が好き。」


有岡「まあ基本俺も窓側好きだけど

直射日光やべぇとたえられねー!笑」


「大貴暑がりだし。」


有岡「まぁ昔から?

そろそろかき氷食い始めてもいいな〜」



「あ、かき氷びらきします?」


有岡「しちゃいます?」


「しちゃいますっ!」


有岡「シロップあっかなー」


「あーこないだママが買って来たよ〜!

大貴の好きなブルーハワイ」



有岡「さすがおばさん。」


「私の好きなイチゴは買って来なかったの!

私娘だよね?笑」



有岡「ちなみに俺の母ちゃんは

イチゴ買ってくるから。笑」


「お互い様だよねいつも。」


私は一人っ子で大貴は男兄弟
私の家族は大貴のことを息子のように
大貴の家族は私のことを娘のように
可愛がってくれた。



毎年2人でかき氷作って食べる。
しかも真夏になる前に
2人で食べちゃう。


有岡「うんめぇー!」


「はぁーほんとサイコー」

扇風機回して

あああああー

って大貴が扇風機の前で言う。


「それ、小さい頃から変わってないね」


有岡「そ?俺、扇風機でこうやるの好き」


「うん、知ってる」


来年はこの姿見れないんだな・・・

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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年8月27日 0時

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