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有岡「うんめぇぇぇ」
「ほんっと?!」
有岡「うん、まじで美味い。
今まで食べた中で1番美味い」
「いや、それは言い過ぎ!笑」
有岡「でも、ほんと美味い。
ありがとう!」
大貴は私の作ったお弁当を
あの笑顔で食べ切ってくれた。
有岡「ごちそうさん!
いやーまじでうまかった。」
「ありがとう。嬉しい」
有岡「また作って!」
「うん!いいよ!」
そんな大貴の笑顔見れるなら
毎日作ってもいい。
有岡「かえるか」
「そうだね!」
大貴はいつも私より少し前を歩く。
私の手を引いて。
大貴の背中が好き。
まだ子供だけど大貴と手を繋ぐと
やっぱり男の子なんだなぁって思う。
幼稚園の時は
同じくらいだった背丈も
今は大貴の方少しだけ大きい。
ほんの少しだけね。
でもそんな大貴がカッコいいって思ってた。
有岡「弁当置いたら少し散歩いこ!」
「うん!じゃあ置いてくるから待ってて!」
家に入ってキッチンにお弁当を置く。
急いで大貴のとこに行く。
有岡「いちいち走んなよ。笑」
「いいじゃんべつに。笑」
有岡「よし。行こう!」
「うん!」
10分くらい歩いた時かな〜
有岡「Aは俺のどこが好き?」
「え?何急に」
有岡「気になった」
「そういう大貴こそ私のどこが好きなの?!笑」
有岡「え。全部。
笑ってる顔も泣いてる顔も怒ってる顔も
全部」
やばい
聞くんじゃなかった。
私顔真っ赤。
有岡「だからはーやーくーAは?!笑」
「私も全部。
でも1番は大貴の笑顔。」
有岡「あ。やば。かわいい。」
夕日に照らされた大貴の顔が
ほんのりオレンジ色だった。
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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年8月27日 0時