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母「大ちゃん今日はありがとうね!」




大貴はそのまま我が家で
夕飯を食べてる。




有岡「いいのいいの!
んなことよりおばさんのご飯やっぱりうめぇ〜!」




母「大ちゃんは本当に美味しそうに食べるよね」



有岡「だってマジで美味いもん!」



「そんなに口に含まないの!笑」



大貴は食べる時に
ハムスターみたいにいっぱい口に含む。



「だからついてるってば。笑」



また口の横に付けてる。



有岡「あ、さんきゅー」



私が離れたら誰かがこうして
大貴の口元についたものをとったりするのかな。



有岡「外ではこんな食い方しねーから」



「え?あ、うん。」



有岡「だから余計な心配すんなよ」



「わかってるよ」


大貴にはなんでもお見通しか。


有岡「じゃおばさんご馳走さまでした!」



母「うん!またね!」



「ちょっと外まで行ってくるよ」



外まで出てちょうどお互いの家の間に立つ。



有岡「また明日。」


「うん。今日 はありがとう!」


じゃっ


って背中を向ける。




有岡「A!」




「ん?」


振り向く。


すると大貴が駆け寄ってきて


ギュッ


大好きな大貴の匂いに包まれた。



有岡「お前ばっかり不安だと思うなよ。
俺だって同じ気持ちだよ。」



そういう大貴は
今までで1番か弱い声だった。




有岡「俺が大人になったら迎えに行くから
それまで待ってて。」






「うん。待ってる。」

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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年8月27日 0時

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