小さな約束 *Daiki.A* (ページ26)

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次の日曜

携帯を買いに行くことになった。

母「車乗ってて～」

有岡「はーい！」

「まさか本当に来るとは。笑」

有岡「いいだろ」

ってさりげなく
後部座席のドアを開けて先に私を乗せる。

大貴のそういうところが好き。
さりげない優しさ。
昔からそういうとこあるよね。

有岡「俺と同じ携帯にしようよ」

「えー色違いならいよ。
私、白がいいもん。」

有岡「白か。いいね」

結局本当に大貴の携帯の色違いの白にした。

1番最初に交換したのは
大貴のメアドと番号。

有岡「毎日してやるよ」

「今はしなくていいよ。
隣の家にいるんだから。笑」

有岡「キーホルダー買いに行こ」

「うん！」

キーホルダー売り場

有岡「んー難しい」

「なんでもいいじゃん！笑」

有岡「これは？」

「あ、可愛い。シンプル」

有岡「俺、何色がいいかなー」

「え？んー大貴はこれ！」

って大貴に渡したのはオレンジ色。

有岡「じゃぁAはこっちな」

って大貴が渡してきたのは黄色。

太陽とひまわりみたいだね。

さっそく携帯につける。

「かわいい」

有岡「な！」

大貴本当にオレンジ色が似合うね。