57（Ryosuke side） ページ7
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二学期がおわり冬休みが始まってすぐ
クリスマス当日が来た。
待ち合わせ時間より10分はやく着いて
ベンチに座って待つ。
貴方「涼介くんっ！」
とAちゃんが来た。
「Aちゃん、走らなくていいよ！笑」
貴方「だって待たせちゃったでしょ？」
ってまだ5分前。
「まだ5分前だから！笑」
貴方「へへ。そう？」
「ほら行こっか！」
貴方「うん！」
自然に手を繋いで
クリスマス一色の街を歩く。
「お墓まいり大丈夫だった？」
貴方「え・・・あーうん。大丈夫」
なんとなく
変な顔をした。
Aちゃんは顔にでるから
きっと何かあったんだろうなって直感で思った。
「水族館に行こうと思うんだけど〜」
貴方「うん！いいねいいね！」
水族館の中
「クラゲって見てると眠くならない？」
貴方「ならないよ！笑」
「だってずーっとふわふわ浮いてるだけだよ？笑」
貴方「でも綺麗じゃない？
ふわふわ浮いてるだけなのに」
「あーでもAちゃんは
何もしてなくても綺麗だけど？」
なんて茶化した。
貴方「バカ！変なこと言わないの！」
と優しくグーパンチ。
「痛いな〜笑 」
水族館をでて近くのカフェに入った。
貴方「あー楽しかったぁー！」
「俺も〜」
貴方「次は〜どこ行こっかぁ〜」
「ねぇAちゃん。」
貴方「なぁに？」
「お墓まいりで何かあったでしょ？」
貴方「え・・・」
と明らかに動揺する。
貴方「何もなかったけど・・・」
「もー顔にでるんだって！笑」
貴方「ごめん。その・・・侑李くんにね
そのたまたま駅で会ってそれで・・・」
予想してなかった知念の名前。
「一緒に行ったの・・・？」
そう聞くと小さく「うん」と頷いた。
怒りと寂しさが
どっちも込み上げてきた。
「もう帰ろう」
と立ち上がった。
貴方「え・・・でもまだ15時・・・」
「帰ろ。」
貴方「うん・・・わかった。」
帰り道は無言だった。
俺がそんな空気にしたから。
Aちゃんの家の前
「じゃぁまたね」
貴方「うん。また・・・」
背を向けて歩く。
あぁ俺は最低だ・・・。
「・・・くんっ！涼介くんっ！」
とガシッと腕を掴まれた。
「Aちゃん・・・？！」
貴方「ごめんなさい・・・。黙ってて。
怒ってるよね・・・」
あぁそんな困った顔しないで・・・。
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あリくま▽.:・゜(プロフ) - たいやきさん» コメントありがとうございます！知念くんだったら・・・なんて考えるのがすごく難しくて・・・。笑でも楽しんでいただけてよかったです！よければ他の作品ものぞいてみてくださいねっ★ (2019年10月4日 16時) (
レス) id: 47a220d252 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - 私、他のグループ担なのですが、知念くんが主役の小説が読みたくなってこちらの作品に出会いました。知念くんが本当にかわいくて最後無事に結ばれたのが読んでて温かい気持ちになりました。これからも素敵な小説がかけますよう、心から応援しています！ (2019年9月28日 23時) (レス) id: 2edd79c1bf (このIDを非表示/違反報告)
あリくま▽.:・゜(プロフ) - 宵の桜吹雪さん» 初コメントありがとうございますっ！どっちでしょうか〜。笑 作者もまだ悩んでる最中です笑 (2019年6月23日 21時) (レス) id: 47a220d252 (このIDを非表示/違反報告)
宵の桜吹雪(プロフ) - すごくおもしろいです。最終的にどっちとくっつくのかすごく楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年6月20日 21時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あリくま▽.:・゜
| 作成日時：2019年5月28日 18時
