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貴方「え・・・別に普通だよ!笑」


「普通か・・・」


貴方「侑李くんはさ・・・。

今まで彼女とかいたの?」


それはまさかの質問だった。



「僕はいないよ。今もずっと」



貴方「侑李くんモテそうなのに」



誰のせいでこうなったと思ってるんだ・・・。


「Aは涼介が初めてでしょ?」


貴方「うん。」


「こないだお母さん喜んでたよ。

久しぶりにAに会えて」


貴方「あーそう?Aも嬉しかったなぁ〜」



「ねぇAさ

隠し事ってできる?」



貴方「誰によ!笑」



「涼介に」



貴方「え・・・」


顔が一瞬にして曇った。


「できるならさ

連絡先教えてよ」



貴方「うん。いいよ」



意外だった。
Aのことだから断ると思ったのに。


僕たちは連絡先を交換した。


「たまーに連絡するね!笑」


貴方「たまーにね。笑」


「ねね小学校の時さ〜」


って僕らはそれから
小学生の時の思い出を話した。


貴方「あーあっだねそんなこと!笑」


ずっとそばで
その笑顔見ていたい。
独り占めしたいんだ。


時が経てば宝石もガラス玉になるように
きっとこの恋もいつかは終わりが来る。
でもきっとAは
ガラス玉を朝の光にでもかざして
また輝かせてくれるんだろうな。

そしてそんなAにきっと僕は
また恋をするんだろうな。


「あそろそろ帰るね」


貴方「あー。うん。ありがとう」


玄関で靴を履く。



「A」



Aの右腕をぐっと引っ張って抱き寄せた。


貴方「侑李くん?!」



「ずっと会いたかったよ・・・」


僕は今までずっと
Aを抱きしてていい理由だけが
見つからないと思ってた。


でもそうじゃない。




僕の背中に腕が回って



貴方「Aもだよ・・・。


Aもずっと会いたかった。」



抱きしめることに理由なんて
いらないんだ。

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あリくま▽.:・゜(プロフ) - たいやきさん» コメントありがとうございます!知念くんだったら・・・なんて考えるのがすごく難しくて・・・。笑でも楽しんでいただけてよかったです!よければ他の作品ものぞいてみてくださいねっ★ (2019年10月4日 16時) (レス) id: 47a220d252 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - 私、他のグループ担なのですが、知念くんが主役の小説が読みたくなってこちらの作品に出会いました。知念くんが本当にかわいくて最後無事に結ばれたのが読んでて温かい気持ちになりました。これからも素敵な小説がかけますよう、心から応援しています! (2019年9月28日 23時) (レス) id: 2edd79c1bf (このIDを非表示/違反報告)
あリくま▽.:・゜(プロフ) - 宵の桜吹雪さん» 初コメントありがとうございますっ!どっちでしょうか〜。笑 作者もまだ悩んでる最中です笑 (2019年6月23日 21時) (レス) id: 47a220d252 (このIDを非表示/違反報告)
宵の桜吹雪(プロフ) - すごくおもしろいです。最終的にどっちとくっつくのかすごく楽しみです!更新頑張ってください! (2019年6月20日 21時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あリくま▽.:・゜ | 作成日時:2019年5月28日 18時

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