アヒルさん大成功です (ページ7)

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その一言で私の人生はガラリと変わった。

チャニョルがそう私に言って直ぐに私は学校を飛び出した

ショックで涙いっぱいに帰ってきた私に親は何度もどうしたんだと聞いてきたけれど答える気力も無く、部屋に閉じこもった。

1週間、10日間、もしかしたら1ヶ月かもしれない。

最初のうちは早く出てこいとドアを叩いていた親も諦めて毎日食事を部屋の前に置いていくだけ。

高校は辞めた。

チャニョルからの連絡も無く

何度もメールの画面を開いては何と書けばいいのかわからず結局何も送っていない。

それでも私はチャニが好きだった。

思い焦がれて酷い事を言わせてしまった私が悪いのかもしれない、とまで思った。

そんな時何気なく見ていたテレビに整形とダイエットで大変貌を遂げた女の人達の特集がされていた。

「私も…綺麗になったらチャニョルに愛される…？」

ずっと家族と顔を合わせていなかった私は部屋から出た

「Aちゃん！やっと出てきてくれたのね！」

母親は泣いて私に抱きつきその後父も母と一緒に抱き寄せてくれた。

「私、整形する」

久しぶりに顔を合わせた私の第一声。