It’s my life 3

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隆二くんにはなんでもお見通しか


でもね、こうしてギュッて抱きしめてくれるだけで
すごく安心するんだ








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「よし、ご飯食べに行こう！」



「隆二くん疲れてるでしょ…？私作るよ。」



「いいのいいの、Aが食欲が出る
とっておきのお店に連れて行くから！」









そう言ってニカッと笑う隆二くんは
何年たっても私をドキドキさせるんだろうなあ









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お店に着くとメニューを開いてくる隆二くん







「さ！何食べたい〜？？」



「………ん？この『バードミルク鍋』ってなに？」



「……初めて見た。」








怪しすぎるよこのお店〜笑






結局チャレンジャーな2人は『バードミルク鍋』と
隆二くんオススメの料理を何品か頼んだ









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「「おいしい！！！！」」



「『バードミルク鍋』って全然ミルクじゃないじゃん！」








そう言いながらパクパク食べ進める隆二くん








「よかった……ご飯食べれてるじゃん。」



「うん、隆二くんのお陰だよ。」



「……んふ、よかった！」








話しただけでこんなに心が軽くなるなんて

隆二くんは受け止め上手だといつも思う









「ごめん、お手洗い行ってくる。」



「1人で行ける？」



「あたりまえじゃん！もう25歳ですよ笑」








ふざけて子供扱いする隆二くんを置いて個室を出るとなんと偶然！

これから帰るところであろう登坂さんがいた









「あれ？Aちゃんだ、久しぶり〜」



「お久しぶりです。」



「元気にしてた？隆二から色々聞いてるよ笑」






色々ってなに〜？？？？






「今日は？友達？」



「いえ、りゅう…「何してんの？」」








私の頭の上から隆二さん登場







「あっ、隆二と来てたのね……。」



「臣、Aに余計なこと言わないでよ？」



「そんなん何も言ってねーじゃん笑、なあ？」







いいえ、『色々聞いてるよ』って言いました







「……なんか邪魔したみたいでわりぃ。」






そう言って気まづそうに去っていく登坂さん









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「あの！登坂さんも一緒に、バードミルク鍋……
食べませんか？」









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