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「いや、おねーさんたちの会話面白いなあって笑」
「おみー帰るよー。」
イケメンのうしろの声主をみると
「あーーーーー！！！！！」
「まーちゃん声が大きいよ！笑」
彼女の反応からする限りたぶんこのイケメン2人とも芸能人なのかな？
まーちゃんの声に反応してひょっこり出た顔はニット帽にマスクにサングラス
午前中に空港でトイレを聞いてきた人だった
「あ！空港のおねーさんだ！」
イケメン2人はニコニコ笑ってるし、まーちゃんは口開いてるし、状況がわからなくなっていると
「登坂広臣です。こっちは今市隆二です。知ってると思うけど、三代目でボーカルやってます。」
へぇ〜そうなんだ。
「あ！ANAのグランドスタッフをしています多田Aと申します。こちらは同僚の真美です。」
一応挨拶をしてまーちゃんと帰ろうとすると
「ま、まって！Aさん、これ！俺の番号！」
イマイチさんが携帯番号のかかれた紙を渡してきた。
「いや、あの、こういう物は受け取れません。」
するとまーちゃんが
「大丈夫です！この子彼氏いないんで♡ホラ、A仕事じゃないんだから！」
じゃ、失礼します。
そういって2人は帰って行き、トイレの前での謎な顔合わせは終了した。
なんだったんだろう。
とりあえず番号の書かれた紙を落とさないように手帳に挟んだ。
「ちょっとA！私今酔ってて記憶が確かじゃないからあした昼に話そう！ね？わかった！？」
というわけで、明日の昼に話そうと約束してその日はおひらきになった。
帰りのタクシーで『三代目 イマイチ』と検索するとこれでもかというほどhitした。
こんなに有名だとは知らず、夢だといいなぁと思いながら明日が来るのを待った。
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作者名：コロイド | 作成日時：2018年3月28日 5時
