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やっと隆二さんの気持ちに応えれた。
その嬉しさで胸がいっぱいだったのに、
来てしまった………。
今市家。
「俺夕方まで暇だし、なにしよっか？」
「へ…？な、な、なななにって？」
「んー、あんなことやこんなこと？笑」
まって、隆二さんってこういうタイプだったの？
「とりあえずシャワー浴びてきなよ。」
有無言わさず脱衣所に押し込められた私……。
夜勤明けで汗もやばいし……入るか。
誰も見ていなくても隆二さんの家で服を脱ぐという行為は心臓が破裂するかと思った。
隆二さんが用意してくれた着替えはパーカーとジャージのズボン
かなり大きかったけど彼の香りに包まれて嬉しかった。
「あがった？んじゃ、俺も入ってこよっと、
あ、Aちゃんベッドで待っててね笑」
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「…………………え？」
ちょっとちょっとおおおぉぉぉ！！！
ねえ！展開はやすぎやしませんか！？
頭の中で軽快なツッコミを入れるも、夜勤明けで目を開けているのもつらくて
お言葉に甘えてベッドにいると、安心する隆二さんの香り
眠りの世界に行くのにそう時間はかからなかった。
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「グハッッッッ！！！！！」
やばい！！仕事！！今何時！？
「ハハッ、Aちゃん、おはよう。」
え？と思って横に寝転んでる人を見る
「あっ、そっか、ここ隆二さんの部屋……。」
だんだん頭も起きて来た
「今何時ですか？」
そういうと彼は枕の下に置いてた携帯を見て
「11時。」
「えー！！私5時間も寝ちゃったんですか！？」
「そうだよ〜、俺がシャワー終わったら寝てたんだもん……。」
「ごめんなさい。せっかくの隆二さんとの時間無駄にしちゃいました。」
「ねぇ、まだまだ時間あるよ？」
そう言って彼は私の腕を引っ張って布団に引きずり込む
「ちょ、、ちょっと待ってください……。」
そう言う私の唇を塞いだ
もちろん彼の唇で
そりゃあわたしだって舌を入れるようなキスしたことあるよ？
でも比べてはいけないほど彼のキスに溺れた。
ついていけないくらい深く、長く絡まり合って
音を立てて唇が離れたとき
名残惜しいと思った。
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作者名：コロイド | 作成日時：2018年3月28日 5時
