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私は彼の仕事にあまり興味がない。
大抵の人ってそうだと思うの
彼のことは大好きだけど、仕事となると話は別。
彼氏、彼女同士でお互いの仕事について知り尽くしてる人なんてあまりいないんじゃないかな？
実際彼だってわたしの仕事について深くは知らないだろうし。
わたしにとってはそのある程度の距離が心地良い。
心地よい関係になってもう4年
こうやって彼のことを考えながらご飯を作り置きするのももう慣れた。
作り置きって言っても仲が悪いわけじゃないよ？
彼の仕事上そうなってしまうの
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わたしの仕事はとにかく朝が早い。
でもそれなりにお給料はもらえるし、やりがいもある。
昨日の夜に作り置きした料理たちを紙袋に入れて家を出る。
途中にあるマンション
オートロックを解除し、彼の家のドアノブに紙袋を掛ける
「よし、任務完了！」
彼の家から仕事場までは車で30分ほど。
制服に身を包み、am.4:00 勤務開始
「手荷物お預かりしますね、搭乗券を拝見させていただきます。」
「Have a nice day！」
同僚で親友である秋元真美、通称まーちゃんがカウンターにいる私のところへとやってきた。
「A、おはよ、あの外国人すっげー文句言ってたのによくはぶあないすでーいなんて言えるよね笑」
「それが仕事なんですぅ笑」
そう、わたしの仕事はANAグランドスタッフ
成田空港で世界各地へ向かうお客様を相手に毎日たくさんの笑顔を振りまいています！
「アタシラ愛想笑いが仕事なんて困ったもんだと思わないかい？Aさんよぉ、」
まーちゃんはそんな風に言うけれど、わたしはこの仕事が好きだ。
世界のいろんな人に出会えるし、芸能人だって見放題！
なりより飛行機が好きだから、この仕事はわたしにぴったりなんだと思う
「今日のお昼何食べる〜？」
13時には勤務が終わり、遅番の人と交代する
これがわたしの生活スタイル
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作者名：コロイド | 作成日時：2018年3月28日 5時
