77 ページ36
ー
「「あ。」」
某大型書店にて、そこで出会ったのは変装をバッチリしたジョングクさん。
仕事をしてる内見慣れたのもあってかジョングクさんだと分かるけど一見誰かわからない。
そしてその全身黒ずくめなジョングクさんも、私と同じ様に本を抱えていて
JK「え…ヌ、……Aさん、どうしてここに…」
「あ……予約してた本を受け取りに…」
私の腕の中には雑誌が3冊。立ち読み中、セブチのコラムがあったので購入決定。
ジョングクさんの腕の中には…、日本語の本?
日本語講師の私がいるんですが。
JK「っそうですか、俺は漫画買うんで!失礼します!」
MG「まだ買ってなかったのか……ってAさん」
「こんにちは…」
JK「(逃げそびれた…)」
MG「Aさんも会計終わったら送りますよ、行き先は同じですし1人しか乗せてないので」
・
そう言われて予約した本を受け取り、バンの中。
正直冷や汗が止まらない。
ジョングクさんの前で見る気は無くても止まらない
JK「…予約した本以外にも3冊買ったんですね」
「あっ、面白そうだったんで」
JK「じゃ、俺にも今度見せて下さい」
「…………!!」
まずい、セブチのコラムがあるのバレる…。
汗がダラダラな私を見て変装を僅かに解いたジョングクさんが少し吹き出す。
JK「セブチですよね。わかってます、表紙は違うグループでも」
「あー…すみません」
JK「…不機嫌にはなるべくならないんで、気にしないで下さい」
どういう風の吹き回しなのかそう言われる。
いや、ところで。
「ジョングクさんは漫画というより、日本語の本買ってましたよね」
JK「っっ!!見えたんですか…」
「バッチリと。……私が教えるだけでは足りませんか?」
JK「……。」
ジョングクさんは少し迷った様に私を見てから視線を下げた。
JK「嫌とかじゃ、ないです。仕事の事は貴女から教わるつもりです。でもこれは仕事じゃないし……」
「仕事関連では無くても教えます!」
JK「これは自分でやらないと意味がないんです!貴女に教えて貰ったら意味がないんで…」
“放っといて下さい”と言うジョングクさんは
袋を抱えてズーーン…と落ち込んでいた。
JK(何で俺こんな言い方ばっか…)
1645人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただのルート(プロフ) - 涼さん» そんな1番だなんて…!とても恐縮です、少しでもきゅんをお届けできたみたいでとても嬉しいです!(*´∀`) はい、自分のペースで頑張って参ります、本当に有難うございました!* (2019年9月19日 16時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
涼 - このお話サイコーです!今までで一番面白かったです!セブチとバンタン好きな私はきゅんきゅんしっぱなしでした(^^)これからも作者様の無理のないペースで頑張ってください! (2019年9月19日 1時) (レス) id: 81ca647580 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - にあさん» 私の方こそ有難うございます!態々1から見直して下さったり、素敵だなんて勿体ないお言葉まで頂いてしまい恐縮です。自分のペースでこれからも頑張って参ります!その後のお話は早速書いたので少しでも最後に楽しんで頂ければ幸いです!( ´ ▽ ` ) (2019年9月19日 1時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - 雅美さん» 楽しみにしてくださった方がいて本当に嬉しく思います、私としてももう少し書きたい気持ちはありまして、それを詰め込んだその後話を更新しました!恐らくこれで今作は終わりとなります、そしてこちらこそありがとうございました…!!(*´∀`) (2019年9月19日 0時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
にあ(プロフ) - 大好きなお話で、毎日更新を見にきては更新されてなくても1から読み直して楽しんでおりました!素敵なお話をありがとうございました。また作者様の無理のないペースで頑張ってください!また機会があればお話のその後なども読んでみたいです(*^^*) (2019年9月18日 23時) (レス) id: 0869b5b1c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ただのルート | 作成日時:2019年9月10日 15時