★見たことのない輝き ページ6
ステージの後、陽夏ちゃんと茉優ちゃんの
控え室にミレイと向かった。
「失礼します。」
ミレイが外から声をかけると、
陽夏ちゃんがどうぞー、と返してくる。
ミレイが扉を開けて中に入ったのに続いて、
私も控え室に足を踏み入れた。
「いらっしゃい。」
私たちを見て、茉優ちゃんは微笑む。
陽夏ちゃんは、待ちきれないといった風に
瞳をキラキラさせて聞いてきた。
「どうだった？私たちのステージ！」
「とても…綺麗でした。
お二人の輝きが合わさって、見たことのない
新しい輝きを生み出していて…！
二人いるとこんなに素敵なことが出来るんだって、
とってもワクワクしてドキドキしました！」
私がそう伝えると、陽夏ちゃんと茉優ちゃんは
嬉しそうに顔を見合わせて笑う。
「アタシ、今までフレンズって食わず嫌いしてて、
ちゃんと見たことなかったんです。
でも、二人のステージを見て
気持ちが変わりました。
この前生意気な事言っちゃってすみません…。」
ミレイが本当に申し訳なさそうにそう言うと、
陽夏ちゃんは明るく笑い飛ばした。
「気にしないでっ！そう言って貰えて
私も茉優もとっても嬉しいから！」
「えぇ、二人にフレンズっていいな、って
思って貰うのが私たちの目的。
二人とも、来てくれてありがとう。」
茉優ちゃんもそう言って笑いかけてくれる。
「そんな、ありがとうだなんて…！
私たちの方がよっぽどありがとうです！」
「カリンの言う通りです。貴重な体験、
本当にありがとうございます！」
私が胸の前でブンブンと手を振ると、
隣でミレイも頭を下げる。
「ふふっ、何か掴めたみたいね。」
茉優ちゃんはそう言って、座っていた
ソファーを立った。
続いて陽夏ちゃんも立ち上がる。
どうしたんでしょう？
私の心の声が聞こえたかのように、
茉優ちゃんが告げた。
「私たち、ステージの後はファンの皆と
握手会をするのが恒例なの。
そろそろ時間だから行かなくちゃ。
来て貰ったばかりなのにごめんなさいね。」
「まだ物販とかも開いてるし、二人も
探検してきたら面白いかもよ！」
陽夏ちゃんと茉優ちゃんは控え室を後にした。
「フレンズ組むなら、カリンちゃんと
ミレイちゃんはぴったりだと思うよ！」
という爆弾発言と、唖然とする私たちを残して。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアイフレソング♪
新たなるステージへ(I Believe)
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茉凜(プロフ) - ルンってきたさん» ありがとうございます〜。受験生なので毎日は無理ですが、細々とマイペースに更新できたらと思っています。もしよろしければ、これからもお付き合いください！ (2019年5月10日 18時) (
レス) id: b85dc48253 (このIDを非表示/違反報告)
ルンってきた - 更新待ってました！これからも頑張ってください！ (2019年5月10日 18時) (レス) id: 5511db2e34 (このIDを非表示/違反報告)
茉凜(プロフ) - みららさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年4月18日 17時) (レス) id: b85dc48253 (このIDを非表示/違反報告)
みらら - 面白いです！ストーリーも素敵です。尊敬します！頑張ってください！ (2019年4月17日 21時) (レス) id: baef1a099d (このIDを非表示/違反報告)
するめちゃん - 茉凜さん» これからも頑張ってください。応援しています！ (2019年4月17日 17時) (レス) id: baef1a099d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉凜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Marinn4/
作成日時：2019年2月16日 9時
