★モテモテ ページ3
「そっか〜、カリンちゃんも
ミレイちゃんもモテモテだぁ〜。」
レッスンをしながら、
陽夏ちゃんと茉優ちゃんに
朝の出来事を話すと、
陽夏ちゃんはそう言って
朗らかに笑った。
そんなんじゃないですよ、
とやや投げやりに言った
ミレイに苦笑しつつ、
茉優ちゃんは聞いてきた。
「2人は、誰かとフレンズを
組みたいとは思わないの?」
「組みたいと思わないというか、
組むことを考えていなかったと
いうか…。なんか、まだ
そこまでたどり着いてなくて。」
曖昧な私の答えに対し、
ミレイの答えは簡潔だった。
「全く思いませんね。」
遠慮なんて全く無しの
ミレイの言葉に、
陽夏ちゃんは派手にずっこけた。
「え〜!この陽夏と茉優の
スーパーフレンズを見ても
思わないの?全然?全く?」
「はい。というか、2人の
ステージ見たことないですし。
すごい絆で結ばれてるな、
とは思いますけど、それで
自分もフレンズを組みたいかと
言われると…。」
ミレイはキッパリと言い切る。
「フレンズを組んでも
結局お姉様たちと
比べられそうですしね。」
私の呟きに、ミレイは
大きく頷く。
すると茉優ちゃんが、
あっ!と声を上げた。
「どうしたの?茉優。」
陽夏ちゃんが尋ねると、
茉優ちゃんは答えた。
「今はまだわからなくても、
フレンズだからできる事って
たくさんあると思うの。」
真剣な顔の茉優ちゃんに、
陽夏ちゃんも
「確かにね。」
とうなずく。
「それで私、私たちの
ベストフレンズレアの
お披露目ステージに、
2人を呼びたいなって
考えたのよ。どうかしら?」
「それ、最高!
さすが茉優だ〜!
と言うわけで、2人に
チケットあげちゃうね!」
陽夏ちゃんは鞄から
二枚のチケットを
取り出し、渡してくれる。
「いいんですか?私たち、
チケット買いますよ?」
私が言うと、2人は
揃って首を振った。
「カリンちゃんたちに、
絶対見て欲しいの。
きっと、何か気づくことが
あるはずだから。」
「茉優の言う通り!
遠慮しないで、貰って!」
2人の熱意に圧され、
私とミレイはチケットを
受け取った。
「ありがとうございます!
2人の生ステージ、
すごく楽しみです!」
私がそう言うと、
陽夏ちゃんは、
「絶対後悔させないよ!」
とピースした。
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新たなるステージへ(I Believe)
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茉凜(プロフ) - ルンってきたさん» ありがとうございます〜。受験生なので毎日は無理ですが、細々とマイペースに更新できたらと思っています。もしよろしければ、これからもお付き合いください! (2019年5月10日 18時) (レス) id: b85dc48253 (このIDを非表示/違反報告)
ルンってきた - 更新待ってました!これからも頑張ってください! (2019年5月10日 18時) (レス) id: 5511db2e34 (このIDを非表示/違反報告)
茉凜(プロフ) - みららさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年4月18日 17時) (レス) id: b85dc48253 (このIDを非表示/違反報告)
みらら - 面白いです!ストーリーも素敵です。尊敬します!頑張ってください! (2019年4月17日 21時) (レス) id: baef1a099d (このIDを非表示/違反報告)
するめちゃん - 茉凜さん» これからも頑張ってください。応援しています! (2019年4月17日 17時) (レス) id: baef1a099d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉凜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Marinn4/
作成日時:2019年2月16日 9時