【青葉城西】お前ら、モブを邪魔するんじゃねえ

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「きりーつ、れーい」

「「「ありがとうございましたー」」」



HR委員の挨拶と共に１日が終わる。

私はいつものようにカバンを持って教室を出ようとした。




しかしそれは相当な殺気によってなされなかった。









私はドアを開けたその先にいるやつの顔を見た瞬間吐き気がしてドアをピシャリと閉じた。






「えっちょっ、Aちゃんんんんんんん！？

閉めないでっ！？ねえ！？開けてよ！！！？」





そこにいたのは、











『………………なんの用だクソ川』

「岩ちゃんがここにもいるよ」


メソメソと下手な泣き真似をしているクソ川を置いといて、私は反対のドアから出て、玄関を目指した。



















「今日こそは逃がさないからね、Aちゃん」


及川がこんなことを嘆いたいたのは知らない。



































『ふう…………』




玄関について靴を履き変えようとしたら、なんとローファーがない。


『……は？』



思わずそうこぼすが、どこにも見当たらない。









「お探しのものはコチラかい？お嬢さん」


……私のことを“お嬢さん”なんて呼ぶのはこの２人しかいない。

ギギギ……と振り返ると、
















そこにいたのは花丸さんと松山さんだった。

「「名前間違ってるけどな！？」」

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