素直になりましょう。1 ページ1
.
昼休み終盤。
友達との会話も終え、机で次の授業の準備をしていた時。
それは迫ってきていた。
長い影を落として近づいてきたアイツは……。
「……ちょっと、」
『はい?』
……誰だっけこの人。その位の認識だった。
そこまで話したこともなかったし名前もよく知らないし委員会も一緒じゃない。
その人が私に何の用?
ゆっくりスローモーションのように動く彼の口にチューニングして、これから何が言われるのか意識を集中させた。
「………………アンタ、なんかむかつくんだけど」
『は………?』
これが私と国見の最初に交わした会話だった。
106人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アザレア(プロフ) - このくにみんの毒舌さよ…(爆)ある意味阿吽だよw (2016年4月19日 19時) (レス) id: d31cdf8a28 (このIDを非表示/違反報告)
朔間あんじゅ - くにみちゃあああああああん!!更新頑張ってください! (2016年4月12日 23時) (レス) id: 922541fbb5 (このIDを非表示/違反報告)
杏架 - 面白い!!続き、楽しみにしています!あ、でも無理せず更新してください! (2016年3月25日 23時) (レス) id: 010784e315 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涙花* | 作成日時:2016年3月5日 16時