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お風呂に入ってホカホカの私。
のぼせる寸前で出た。
私は鼻歌を歌いながら、バスタオルを体に巻き、髪をとかした。
『♩〜♩〜♩〜』
最近聞きまくっている音楽。
途中までしか覚えていないが、音程はバッチリ。
私はとかした髪をハーフアップで束ねた。
うーん…いいかな。
私は鏡の前で笑顔を作る。
いつもの私よりも活き活きとしているのが自分で分かった。
その時
ツルッ…
『キャ！』
私は床で滑ってしまい、ヘナヘナと座る。
色んなものが倒れる音が響く。
誰かが急いで来てくれている音が聞こえた。
ガチャ。ドアが開くと、
em「Aさん！？大丈夫ですか！？」
エミさんだった。
顔を赤くしながらこっちに来てくれた。
私から目をそらしたが、もう一度合わせ、
em「大丈夫ですか？」
と優しく手を差し伸べてくれた。
私は泣きそうになりながら、その手をとる。
エミさんはパッと目をそらして、静かに質問してくる。
em「ええっと…怪我とかはないですか？」
私はそんなエミさんを可愛いと思いながら笑って、
『大丈夫です…！ありがとうございます！』
と言って、頭を下げた。
em「大丈夫なんですね…なら良かった…。」
思わず気が抜けたのか、敬語がなくなっているエミさん。
そんなエミさんはフワッと笑い、安堵の表情を浮かべた。
『ありがとうございます…！』
私もフワッと笑うと、グッと引き寄せられた。
何が起こったのか理解できなかった。
em「あ…」
エミさんの焦ったような声で全てを理解した。
私はカアっと顔を赤くしていた。
エミさんに抱きしめられているのだ。
お互い謝りながらすぐ離れた。
その暖かさが名残惜しいなんて…
とても言えなかった。
em「じゃ、じゃあ私は戻りますね？お気をつけて…」
そう言って静かにお風呂場を後にしたエミさん。
私はその後ろ姿をただただボーッと、見送ったのだった。
〜em side〜
ヤバイ…
あんなことになっているとは思っとらんかった。
まさか、バスタオルだけのAさんが
床に座り込んでいて、それが泣きそうになっていたなんて…
可愛すぎて死にそうになる。
ああ…平然とできてたのだろうか。
思わず可愛すぎて抱きしめてしまった。
まだ残っている彼女の暖かさ。
それを握るように拳を作った。
そのままドアの前で座り込んでしまう。
理性爆発寸前やわ…
俺はボソっと誰にも聞こえないように呟く。
em「好きで好きでたまらないです…。」
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マリン - ゆあさん» すいませんありがとうございます！投稿を開始します！こんな駄作者の作品を読んでくれて嬉しいです！是非、続編のほうも読んでください！ (2019年4月28日 16時) (
レス) id: fc6d09a438 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 続き楽しみに待ってます！ (2019年4月9日 17時) (レス) id: efe5fa3d58 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - kinaさん» ご指摘ありがとうございます！どのタイミングで開けるのかがまだ分からないのですが、徐々に改善していきますので、よろしくお願いします！ (2019年3月2日 21時) (レス) id: ccfea97b8f (このIDを非表示/違反報告)
kina - あの、文と文の間に隙間を入れた方が見やすいと思います (2019年3月1日 19時) (レス) id: c5671a65cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海風マリン | 作成日時：2019年2月3日 3時
