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「……ごめん、変な話しちゃったね。こんなの海人くんに言ってもしょうがないし」
「でも、そんなに深刻そうだと、放っておけないよ……」
Aは本気で自分を心配してくれる海人に感謝して、気持ちを切り替えようとして両頬を強めに叩いた。
「よし、大丈夫。海人くんと話したら安心した」
「……ほんとに？」
Aが変に気を遣って気持ちを押さえ込んでいるのではないかと不安になる海人とは逆に、Aはガッツポーズを決めて声を張った。
「うん。確証もないことで病んじゃうのは情けない！運命に逆らってみようと思う」
先程とはまるで別人のような声のトーンと表情で、海人に別れの挨拶をしAは友人と教室を出ていった。
その異常ともいえる前向きさは一体どこから来るのだろうか。Aが1人で勝手に完結させてしまったようにもみえるが、海人はひとまず安堵した。
(……俺が一緒に帰ってあげられたらいいのに)
それでも海人は多大な虚しさを抱えながら帰り道を歩くのであった。
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? 岩 橋 姫 愛 ?(プロフ) - 続きみたいですっ！更新頑張ってください！ (2019年8月16日 15時) (
レス) id: c0bf59ca95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリィィィィ | 作成日時：2019年3月28日 22時
