その大きな背中に抱きついて ページ12
「それにしても寒いわね…って何これ!!!」
「こいつがやったんだ」
「ロギア系…“ヒエヒエの実”の氷結人間…!!」
「海が凍ってる!!」
「大将かっこいいです、でも惚れない」
「酷いじゃないのAちゃん」
「うわぁ…手、冷えてますね」
ぎゅっと大将の手を握る。
「今能力使ったばっかだからね……で、Aちゃん…それは誘ってるの？」
温めようとして手に頬ずりをすると、大将は眉一つ動かさないでそう言った。
「誘う？何にですか？」
「離れろおめェ天使から!!!汚れちまう!!!」
「俺何もしてないんだけど」
「うわお、昇格した。天使になっちゃったぜ、やったね」
「ささ、レディ…こちらへお手を」
「何かお姫様になった気分、照れる」
差し出された手に手をのっけようとしたら、大将が僕の手を掴んだ。
「何？俺にケンカ売ってる？いい加減にしないと怒るよ金髪」
「イタタ…もう怒ってますって大将」
掴まれた手が痛い。
一体どうしたんだ大将は。
「ちょ!!サンジ君止めなさいって!!」
「んナミすわんの言うことなら!!!」
「結局男は皆ボインを選ぶんだ…チッ」
「まーまーAちゃん、落ち着いて」
心なしかスッキリした顔の大将。
＊＊＊
「……なァシェリー…海を渡れる。村の皆に会えるぞ!!!10年ぶりだ…!!!」
「ヒヒー…ン!!」
「あ、そっか、おじさん移住民族なんだっけ」
「あんた!!ありがとうなァ!!!ありがとう!!ありがとう!!!何ちゅう奇跡だ!!!
ありがとうなァ――!!!」
「ヒヒ――…ン!!」
感謝の言葉を浴びて、照れくさそうに頭をかく大将に、何かぐっときた。
その大きな背中に抱きついて
(へへ、大将、やっぱ好きです)
(え、それはどう言う意味？)
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ミルク - いつも思うんですけど、nan@*さんの作品は全然微妙じゃないです！nan@*さんの作品は全部面白いので、評価の星を連打したいくらいです。 (2017年10月31日 19時) (
レス) id: 7a587f919c (このIDを非表示/違反報告)
火魔人 - 更新頑張ってください！ (2017年1月9日 13時) (レス) id: 4c09ca0a75 (このIDを非表示/違反報告)
優心(プロフ) - 面白いッスw更新頑張ってください！待ってますw (2015年10月2日 14時) (レス) id: de8a050ac6 (このIDを非表示/違反報告)
れえ - ふれあい広場ｗｗｗｗ (2015年6月13日 19時) (レス) id: 99c0d81977 (このIDを非表示/違反報告)
uso(プロフ) - こwれwはw笑wうwしwかwなwいっっw (2015年5月9日 23時) (レス) id: e2cb6357b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan@* | 作成日時：2013年2月18日 22時
