後々、ね ページ20
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翔吾side
咲「…居ないよ？」
翔「ぶッ、！？！！っえ！？」
咲「居ないよ、彼氏。二十三歳、現在フリーです。」
翔「そっ、、か。ごめん、急に聞いたりして。」
咲「ふふ、ビックリしたけどいいよ。でも、聞いてくるって事は…ね？笑 期待しちゃうよ？」
翔「…うん、まぁ、うん。…でも今じゃないし、もっと咲の事を知ってから、で…お願いします…」
咲「ねぇ、そんな顔赤くしないで、こっちまで移る、笑」
ああもう、ダッセェ。
こんな姿見せたくなかった…クソ、
そうやって少し落ち込んでいたら、
隣から細くて華奢な腕が伸びてきて
ふわり、と髪の毛を撫でられた。
これじゃどっちが男か分かんないね、なんて
狡すぎる一言を添えて。
…まぁ、今はこれでもいいか。
今日はまだ、彼女を知る事が目的だからさ。
いつか男らしさを見せれるように、
まずは俺自身の事を知ってもらおう。
翔「…こんな弱っちい俺だけじゃなくて、ステージの俺もいつか見に来てな？」
咲「見たい！今度Aと見に行くから日にち教えてね！」
翔「勿論。咲が来るなら頑張らななぁ。…あ、でも、」
咲「何？」
翔「弱っちい俺が見れるの、咲だけって事は忘れんといてな」
咲「〜〜っ、はい…、」
翔「イェーイ、今度は咲が顔真っ赤っか。笑」
咲「っもう！バカにしてるでしょ、」
翔「ふは、してへんよ笑 ただ、可愛いなぁって思ってるだけ。」
咲「…狡い、」
翔「ふはッ、…あ！マスターできました？うわぁ、うまそ〜！！いただきますっ！！ほら、咲のもきたで？食べへんの？」
咲「マスターありがとう、いただきます。」
翔「っうまぁ〜！マスター最高です！」
「ありがとうございます。どうぞごゆっくり。」
咲の行きつけのお店。
そのお店の看板料理はオムライス、
咲がよく食べてるのはサンドイッチセット、
セットの飲み物はアイスコーヒー。
たったこれだけでも知れたのは、
昨日の俺より一歩前進できた。
さっきまで照れてたくせに、
大好きなサンドイッチセットが来た途端
パァァ、という効果音が聞こえるくらい
嬉しそうな表情をした咲。
うわ、その顔は狡い。
流石に可愛すぎやろ。
…もっといろんな表情の彼女を
こうして隣で見れたらなと願う。
まぁそれは、後々、ね。
安易に想像できてしまう未来が
どうかそのまま現実にできるように、
もっと頑張っちゃおうかな。
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A.A - めちゃくちゃ話が分かりやすくてそれでいて面白かったり人間性が出てて読み応えがありました！ (2021年5月22日 18時) (
レス) id: 9490031ced (このIDを非表示/違反報告)
まぁむ(プロフ) - Kさん» なかなか書けてなくてすいません、最後までお付き合い頂けると嬉しいです(^^) (2020年7月27日 9時) (レス) id: d3f456f7aa (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます（ ; ; ）続きが気になります！！ (2020年7月13日 15時) (レス) id: d3f3388430 (このIDを非表示/違反報告)
まぁむ(プロフ) - minjae1246さん» 完結までお付き合いいただけると嬉しいです。これからも読んでくださいね！ (2020年6月22日 10時) (レス) id: d3f456f7aa (このIDを非表示/違反報告)
minjae1246(プロフ) - 続きが見たいです！！！ (2020年6月20日 9時) (レス) id: 952e7d2ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁむ | 作成日時：2020年5月9日 15時
