やっぱり ページ14
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陸side
壱馬と楽屋に戻ってきた翔吾の姿は最悪だった。
手の皮がボロボロになってて、
唇も自分で噛んだのか、深く切れていた。
あの時俺があの手を離したから、…
すぐに駆け寄って強く抱き締めたら
陸さんごめんなさい、って小さく呟いた。
翔「…Aに、会いたい。言わなきゃいけない事があるから」
山「…お前、馬鹿な事考えてないよな？それって、」
陸「山彰、待って。それ以上は言わないで、…お願い。もうこれ以上、翔吾に辛い思いさせたくない、。」
翔「…、りくさん、ありがとう。もう泣かないで、笑」
陸「むりだよ、だってこんな、血出てるもん、」
健「翔吾、こっちで消毒しよ。唇、は無理でもせめて手だけでも。おいで」
山彰が止めた理由、俺だって何となく分かる。
Aに会って何を伝えるのか
鈍感だって言われる俺でも安易に想像できる。
でも、それすらも制限されたら
翔吾から自由が無くなってしまう。
そうなったらまた翔吾は潰れてしまう。
今よりもっと酷い状況になるかもしれない。
それだけは絶対に避けたい。
健太に手を治療して貰ってる間も、
どこか遠くを見つめながらぼーっとしてる翔吾。
そんな翔吾を見つめるメンバーは
皆んな悲しそうで、辛そうで。
苦しいな、もう俺は限界だ。
「(ガチャ)…皆んな久し振り。元気？」
陣「HIROさん…！お疲れ様です！どうされたんですか、こんな所まで」
Ｈ「ランペがまた困ってると聞いて駆け付けにきたよ。翔吾は？」
翔「HIROさん、お疲れ様です」
Ｈ「今日の撮影、延期にして貰ったから安心して。こんな状態じゃ撮影なんて出来ないしね笑 俺と一緒に事務所帰ろうか。」
陸「あのっ、俺も着いて行っていいですか、！」
Ｈ「勿論いいよ。翔吾も陸が居た方がいいと思うし。」
皆んなお疲れ、と入ってきたのは
HIROさんだった。
何でこんな所まで、と陣くんが聞いたら
ランペが困ってると聞いてね
なんて、あまりにカッコ良すぎる。
やっぱりHIROさんは偉大だ。
いつも俺らを光に導いてくれる。
そんなHIROさんのようなカッコいい男になりたい。
メンバー皆んなの事を守れるように。
事務所に着いて、会議室に入ったら
今一番会いたくない人が
罰が悪そうに背中を丸めて座っていた。
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まぁむ(プロフ) - わーさん» 素敵なコメントありがとうございます！更新遅くて申し訳ないです（ ; ; ）これからの二人の未来を見守っていてください♡ (2021年11月1日 15時) (
レス) id: c6d2895284 (このIDを非表示/違反報告)
わー - 心がギュッとなります。しょうご君と主ちゃんが幸せになりますように。💖更新楽しみに待っています！ (2021年10月29日 9時) (レス) @page18 id: 7104af556d (このIDを非表示/違反報告)
ユウコ(プロフ) - 最高。無理しない程度に頑張ってください。できるのを楽しみに待ってます。読んでって笑う。続きが気になります。 (2021年9月5日 22時) (レス) id: a2651f21f1 (このIDを非表示/違反報告)
まぁむ(プロフ) - ユウコさん» 素敵なコメントありがとうございます。これからも頑張ります！ (2021年9月5日 12時) (レス) id: b7e42ff26d (このIDを非表示/違反報告)
ユウコ(プロフ) - 読むの待ってます。できるのを楽しみに待ってます。最高すぎて、ハマってます。 (2021年8月29日 18時) (レス) id: a2651f21f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁむ | 作成日時：2021年8月28日 10時
