第１８４話 ページ40
視点なし
そして吹雪の病室から出た雷門。
それから円堂は(人３)を見つけ、海沿いを歩いていた。
(人３)「いってて…」
円堂「ほら、まだ病室から出たらダメだろ？」
(人３)「るせ…俺は頑丈なんだよ。」
包帯が巻かれた頭を抑えながら言う(人３)。
すると
円堂「ん？」
円堂がある場所を見た。
そこに座る水色の髪の少年。円堂はその少年の元へ。
(人３)「！風丸…」
(人３)も円堂を追いかけた。
円堂「風丸！こんな所にいたのか！」
円堂は風丸に声をかけた。
風丸「円堂か…それに炎矢も…」
円堂「？」
いつもより声のトーンの低い風丸に円堂は異変を覚えた。そして風丸の隣に2人は腰掛けた。
円堂「完敗だったな、今日の試合。全然歯が立たなかったってゆうかさ…」
(人３)「立たなかったな…(もっと…強くなりてぇのに…」
円堂「あぁ、あいつら絶対イプシロンより上のチームだよな。でもこれで新しい目標が出来た！また明日から特訓だ！」
そう意気込む円堂。しかし風丸は…
風丸「円堂…」
円堂「ん？」
風丸「俺…もうダメだよ…」
円堂「え…ダメ？」
(人３)「風丸…」
風丸の言葉に疑問を持つ円堂。
円堂「ダメってどうゆう意味だよ？風丸？」
円堂は疑問を風丸に言った。
風丸「もう戦えない…勝てる気がしないんだ…あいつを守ることさえ…」
重たい口を開けて答えた風丸の声は今にも消えてしまいそうだった。
その言葉に円堂は目を見開いて驚く。
(人３)は悲しげな目で見ていた。
円堂「何で、何でそんな事になるんだよ!?折角ここまで戦ってきて！」
円堂は風丸の肩をつかみ訴える。
円堂「あんなに特訓して、ジェミニストーム倒して、イプシロンと互角に戦えるようになって！エイリア学園さえ倒せば、また前みたいに楽しくサッカーできる！あと1歩のとこまで来てるのに！」
(人３)「円堂…」
円堂「確かに今日は負けた…でももっと強くなればきっとジェネシスにも勝てる！もっともっと特訓して強くなれば、絶対勝てる！勝てるからさ…」
円堂は必死に風丸に訴えるが、風丸は微動だにしない。そして風丸は立ち上がった。
円堂「風丸！」
風丸「すまない円堂…俺、お前みたいに強くないんだ…」
そう言って風丸は１度円堂を見て…
風丸「これを…(人１)に渡してくれ…」
円堂「風丸…」
1枚の便箋を円堂に渡し、去っていった。
(人３)「(すまない(人１)…俺はお前の大事なやつを…止められなかった…)くそ…」
小さな呟きが海の音に流された。
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まりん(プロフ) - 氷奈多さん» 了解しました！本当にありがとうございます！ (2017年1月29日 16時) (
レス) id: c5dda8a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
氷奈多(プロフ) - まりんさん» イラスト集、出来ました！載せ方がわからないので、氷奈多で探してみてください！題名は『夢主様、描かせてください！』です！ (2017年1月29日 16時) (レス) id: b8cc59fb79 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 氷奈多さん» はい！ありがとうございます！ (2017年1月29日 15時) (レス) id: c5dda8a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
氷奈多(プロフ) - まりんさん» イラスト集をつくろうと思っているので、そこに載せますね！ (2017年1月29日 15時) (レス) id: b8cc59fb79 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 氷奈多さん» コメントありがとうございます！はい！是非お願いします！ (2017年1月29日 15時) (レス) id: c5dda8a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年1月2日 0時
